増加と減少
前回の終わりの刑部君のステータスです。
刑部刑事
性別:男
職業:鑑定士
レベル:99
攻撃力:128
防御力:111
素早さ96
魔力:69
HP500/500
MP10/300
スキル
職業神の呪い
「そうだ君にこれをあげましょう。昔、手に入れたもの何だけど、どこも買い取ってくれなくて困っていたんです。君なら恐らく・・・。」
そう言ってビー玉みたいな物を6個、袋から取り出した。
そのうちの一つを鑑定をしてみると魔力減少珠【極】と出た。
使うとスキルを覚える事ができる。
ただし内容は各種ステータスの減少。
しかも90%も減少する。
そりゃ、普通の人ならこんな呪いじみた代物を受け取ることはないだろう。
俺には−という固有スキルがあるので逆に90%増加する(筈)。
だから目の前の女神様はコレを俺に与えてくれたのだろう。
珠を使うと力がみなぎったりしていった。
ただ、最後の一つを使うと体はだるくなった。
「・・・一つだけ増加珠【極】が混ざっていたみたいです。」
自分を鑑定するとこう出た。
刑部刑事
性別:男
職業:鑑定士レベル99
経験値:0
攻撃力:243
防御力:210
素早さ:182
魔力:131
HP50/50
MP10/570
スキル
職業神の呪い
レベルが1になり転職が行えなくなる。
攻撃力減少【極】
攻撃力が90%減少する
防御力減少【極】
防御力が90%減少する。
素早さ減少【極】
素早さが90%減少する。
魔力減少【極】
魔力が90%減少する。
MP減少【極】
最大MPが90%減少する。
HP増加【極】
最大HPが90%増加する。
固有スキル
−(マイナス)
よしかなり強くなった。
ただ、最大HPは減少してしまったが、防御力が高いからどうにかなるだろう。
「スキルは街にあるスキル屋に行けば売り買いができます。1番近いのはキタムサシの町ですね。ここから南に歩いていけば辿り着けます。私は北国に用があるのでもう行きますね。」
そう言って赤髪の女神は立ち去った。
俺は近くのキタムサシの町を目指す事にした。