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値切りのアイテム

次の日


ダンジョンの中でまた店を開いた。

今度は中部屋で16個の道具が置ける様になっている。

師匠曰く、異界からやって来た商人は、物を売り買いしたり泥棒を防いだりすると店に関しての隠し設定があるらしく、条件を満たすと規模を大きくできるそうだ。


今日は何となくだが、明け方から店を開くことにした。


黒猫を頭に乗せた童女がやって来た。

あんな子供(俺も高校生だが)も冒険者やってるんだ・・・。



黒猫は風呂敷を出し、風呂敷の中から指環を取り出し、それを自身の指に嵌めた。

「15万円になります。」

『安くするっス。』

あーやっぱり、指輪は値切りのアイテムか。


有名なローグライグゲームで装備しているとダンジョン内の店で買い物をする際に交渉して金額を半額にできるという装備があった。



「30万円になります。」

口が勝手に動いた。

これが指環の効果か。

どうやら俺は半額では無く倍になるらしい。

『何で増えたんっスか!?』

俺の-スキルが作用したのだろう。



『成る程、そういうスキルっスか。これでも食らうっス!』

黒猫が俺にビー玉を3つ投げつけてきた。

ビー玉は俺に当たると消滅した。


『主よ、店主に危害を加えた時点で防衛する権利がある。あの黒猫に攻撃しても良い。』


いや、盗まれたらにするよ。

腹は立つけど、ビー玉がぶつけられたくらいだからな。

ん?ビー玉?


『ビー玉?いや、異能珠か?』

みたいだな。


固有スキル

±✳︎/


なんか増えた・・・。

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