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二話 冒険者

もうすぐ定期が終わりますのでしばし待って下さい。

...魔物と男性二人組が戦っている。

せっかくだから観戦させてもらおうかな...という訳で俺は今林の中で隠れていた。


戦っている魔物の名前は...鑑定すればいいか。えい。


(ΦωΦ)

名前:グリズリーベア

強さ:不明

備考:ヒグマを強く凶暴にしたかんじ。爪や腕の薙ぎ払い等が主な攻撃。

今の自分では適わないと思われる。

(ΦωΦ)


結構強いらしい。で、鑑定して思ったんだが、人間に鑑定なんて出来るのか?

もし出来たとしたらめっちゃいいよな。会ったことの無い人の名前や情報が

わかる。めっさ便利やん。早速試すか...





   

                                    


はい、ダメでした。世の中そんなに甘くなかったです。ハイ。

まあ自分で見た感想を伝えようと思う。



一人目の前衛は騎士?のようだ。鉄で補強された木の盾と長い鉄の槍を扱って

いる。なんとこちらの男性、俺と年齢が見た感じ同じみたいだ。

それなのにあんな重いものを振り回していて凄い。

因みに防具は革製であるが、丈夫そうだ。

盾で守りながら槍で隙をついていて、堅実に追い詰めるやり方なのだろうが

グリズリーベアの猛攻が強く中々攻められないようだが...


二人目はなんだろう、魔法使いかな?けれど何も持っていないんだ。

防具もTシャツと黒ズボンで、なぜか宙に浮いている。

しかし、戦えない訳ではないらしく「ウィンドスピア!」と叫び

手を突き出すとそこから風の槍?がグリズリーベアの横っ腹に直撃!

杖とか本とかは要らないのだろうか...?まあいい。


戦術的には、騎士で守って魔法使いが射つ...のだろう。

グリズリーベアが魔法使いに接近すると、騎士が「挑発!」と言って

行かせないようにしている。...が。


どうやら限界のようだ。騎士はグリズリーベアがまた魔法使いの方に行こうと

したのを止められきれなかったのだ。グリズリーベアが魔法使いに疾走する。


と、何故かその先に居たはずの魔法使いが消えていた。そして辺りを

グリズリーベアが見渡したその瞬間!!!


「上からくるぞぉ!気を付けろ!」


空からいきなり魔法使いが降ってきたのだ。そうか、魔法使いは浮いていたな。

あれは何時でも退避出来るようにしたのだろう。

意味不明なのはその後だ。上空から撃ちまくれば良いのに、何故か降りたのだ。

魔法使いは接近戦がしたいのかは知らないが、無手じゃないか。

もしかして手に魔力を縫うのか?それとも、近距離で超威力な魔法でも

あるのか?それt...何っ!?なんかホントに素手でタイマンし始めたぞ!?

人は見かけによらずって言葉もあるが、魔法使いがあんな事するなんて

流石に分からんわ!!いや、確かに魔法使ったから魔法使い、は浅はか

だと思うけどよ...。


本人は至って楽しそうにタイマンしてて、騎士はやれやれだぜ、って顔して

呆れている。命を賭けた戦いなんてなかったんや!あ、波◯拳撃った。

魔法使いナニガシタイノー?そして、グリズリーベアの懐に潜り込み昇◯拳!

相手は死...死んだ!?マジかよ...グリズリーベアさん合掌。


で、思ったんだけどあの魔法使いって転移者なのだろうか?

「上から(ry」等知っていたから...ね?まあ今から確認すればいい。


どうせ街の場所知らないから一緒に行く予定なんだ。助けて貰おう。

で、声を掛けようと俺が立ち上がったその時。

後ろでガサッと声がした。


(ΦωΦ)

名前:独走狼

強さ:不明

備考:戦うならあの人達と一緒に、だ。今の自分では勝てない訳ではないが、

能力を把握出来ていないため、危険です。

(ΦωΦ)


(くそっ!逃げるか?)

そう考えた時だった。ピコン。勘でわかったのでそれを急いで確認した。


(~o~)

神託一覧

※神託は更新されます


+敵をあの世にシュウウウッッッッー!!!

-街に行こうよサービスワールド

-冒険者になろう

-何処で魔法の使い方なんて覚えたんだ?

-チート、マジヤバでチャパけねえっす。

-独走狼をあの世にシュウウウッッッッー!!!

(~o~)



戦うしかないな、これは。

因みに神託は参加しなくてもおkです。

あと、書き忘れましたが魔法使いも同年代です。

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