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23 狩人のお仕事


さてさてログイン。

今日は狩猟一択です。


SPを振って、スキル付け替えて。


=======================


名前:フェザント/兎人


ジョブ:狩人 Lv6


HP:160/MP:60

・体力:18

・魔力:14

・知性:17

・すばやさ:20

・器用さ:20

・精神:24(+3)

・満腹度:100


・SP:0P


装備:フレンドゴーストの弓(攻撃力13/耐久度30)

   石鏃の弓矢(攻撃力4×10本)

   白熊ポンチョ(防御力:8/寒さ耐性)

   革の篭手(防御力:5/攻撃力:5)

   革のブーツ(防御力:5/攻撃力:5)

   白熊ロシア帽(防御:2/寒さ耐性)

   アクセサリー :防御のお守り(防御力+3)

アクセサリー2:集中力のお守り(精神+3)

アクセサリー3:白熊襟巻き(寒さ耐性)


有効スキル:【弓 Lv4】【リオンちゃん体術 Lv4】【鵜の目鷹の目 Lv3】【罠 Lv3】【採集 Lv3】

追加スキル:【調教 Lv2】【風魔法 Lv3】


取得可能スキル:

【ムエタイ】【柔道】【投擲】


ペット:ステルスアルマジロ Lv23 【アイギスの盾Lv20】


称号:"教官のお墨付き"/"天才リオンのお墨付き"/"ジャイアントキリング"/"ファンシーの町の友人"



=======================



「よし、これで、プルミエの外へ行こう」


襟巻きは防御力関係ないし、ポンチョだけでも寒さ耐性あるから いらないっちゃいらないけど、このピュオ~、と強い風吹く西部劇っぽい空虚感ある今のプルミエにはお似合いなのでつけておく。

気分が上がるもんね。カックイイ。

映画「椿六十郎」の上代タツヤみたい。カックイイ。悪役だったけど。


インベントリにはナイフと鉄鏃の矢もたっぷり残っている。ポーションもファンシーで購入済みだったから大丈夫。ふんむ、と気を引き締める。今日はソロだからね。

宿で朝食を頂くと、門まで歩く。おねーちゃんは昨日聞いたらこれから大きな捕り物に参加とのこと。ドゥジエムはドゥジエムでイベントあるみたいだな。一段落したら、マーヤさんの動画見てみよっと。


--ただ、やっぱりこの町は大きな問題抱えているみたい。


NPCの薬屋さんで薬草を売ろうとしたら、断られたのよね。理由はプレーヤーは専門の買取店があって、そこで売ってくれって。

最初、冒険者ギルドか【暁旅団】かと思ったら違って、聞いたことない商会名だった。

おじさんはなんだか怯えていて、すぐ奥にひっこんでしまった。

奥から奥さんの なんで買わないのさ、と言う声が聞こえ、ヘルメス商会に逆らうのかとおじさんの怒声が飛んだ。

おっかなくなって慌ててお店を出たけど、道行く人-NPC-がこちらを見てヒソヒソ声で話すのでそのままフィールドに出ることになったのだ。


(NPCが言っていたな。やっぱりあの店、ヘルメス商会の息がかかっているよって)





さてさて門を出て草原フィールドへ。

ここで出るのは、オーガ、ゴブリン、野うさぎ、イノシシ。

レベル上げならオーガ、ゴブリンだけど、食べられるお肉を落とさない。

今日は私、狩人の本分真っ当なので、狙うのは野うさぎとイノシシさん。

【罠】を良さげなポイントに設置。これは【鵜の目鷹の目】と【採集】で草原を観察。うさぎの好物や糞を見つけるのだ。そうすると、イノシシやうさぎの沸くポイントが予想つく。

いや、リオンちゃんのお知恵ですよ。ツノネズミの巣殲滅作戦イベは、ホントやっといて良かったー!

【罠】は他プレーヤーの行動阻害は出来ない仕様なので、安心。


しかし、糞って…。運営…。相変わらず何気にライトじゃないよね。

これは、動物使役出来るスキル持ちじゃないと見えないらしいけど、狩人人気ない理由の一端なんじゃないのと思った。


(それにしてもプレーヤーいないなー。草原の浅い位置だからかもだけど、私以外は ほんと一人か二人だけじゃん。やっぱ皆ドゥジエムに行っちゃったのかしら)


ベータからのプレーヤーは高レベルだからもうプルミエじゃレベル上がらないんだろうしな~。プルミエがプレーヤー居心地悪いって聞いていたから、生産系の人は、ファンシー中心だったみたいだし。


でも、この状況はライトの森のPKされた時を思い出す。

ぐぐぐ、背後に隙はもう見せぬ。

さて、視界に見えた、イノシシ。まだアクティブではない距離だがターゲットはキミだ。


「と、いうので、はいジローちゃん、お願い~。イノシシ釣ってきて!」


私は後ろに【罠】を仕掛け、【採集】を外して【調教】に付け替え。【調教】も有効にしておいた方がジローとの連携とりやすい気がする。

スキル枠少ないからつけたり外したりが面倒だな。有効スキル枠は増やせないのかな? これもその内調べなくちゃ。


ジローがラジャと小さい前脚を上げ、ふよふよイノシシに向かって飛んでいく。

待つことしばし。ドカドカ足音が聞こえる。はいキタコレ、猪突猛進、イノシシさんです。

ジローが釣ってきてくれました。

弓の射程に入ったところで


「よっしゃ、ジローさんそこで【アイギスの盾】お願い!」


私の指示に従いジローは見えない盾を展開。

盾はノックバック効果入るので、HP削れなくても一瞬イノシシは動きが止まる。

そして私が弓で連射。眉間を狙い撃ちです。よし、迎撃終了!


この黄金パターンでイノシシを屠っていきます。


たま~にジローの盾を抜けてくる子がいる場合はヒラリと避けて私の背後に展開している【罠】で足止め。そして【リオンちゃん体術】でタコ殴りです。オーエス! オーエス!

人気がないので掛け声かけてもヘッキ! 威力増すわぁ。

いいね、このフィールド、メチャレベル上げにぴったし。

時々ジローがオーガ連れてくるんだけど、これも同様。

でも、オーガさん。今日の私には あなたはいらない子…。でも経験値的には美味しいのでサクサクやります。

んでピロンとこの草原の あちこちに仕掛けた【罠】に獲物がかかった音が聞こえたら回収を繰り返す。


気がつけば、カラスの声と伴に燃える夕日が草原の向こうに落ちていく。


「ん~、好調~。もうジョブLv、2レベル上がったじゃん。条件調ったね。ギルドで受けたクエストも全部完了したし。ジロー、もう帰ろう」


【罠】や他のスキルLvも上がっているし、私大変ご満悦。


(お、ジローにスキル増えている。なになに、【アイギスの檻】? 拘束系かな?)


少し離れたところをふよふよしているジローに声をかけながら私は歩き出した。

すると、草原の奥から、声が聞こえた。


た~すけて~、と。


(あれ、イベント?)


緩い声だな、と思いつつ その声の方向に向けてジローと走りだした。


(この辺りのモンスターなら敵じゃないもん。どうせだもん。イベントのとっかかりだけでも見ちゃおー)


多分 私は調子に乗ってしまっていたのだと思う。

ジローとの連携で苦もなくモンスターを倒せていたし、Lvも簡単に上がってくれたから。

それらが苦もなく上がったのは、【罠】を用意しての、私の用心深さがもたらしたものなのに。

私はゲーム開始当初、チュートリアルのロビン師匠に褒められた、兎の魂を忘れていた。


やがて草原の端に花畑が広がっているのが見えた。

それに気づいて速度を緩めたが、フィールドが切り替わるのを感じた。


不味い、と思った。


(--コレ、フィールドボスだ…!!)


カックイイは誤字じゃないです。念のため(^^)

あと、ホントは「用心棒」の方ですね。

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