蜂の襲撃と日本除虫菊株式会社
病院から気分よく歩いて自宅に戻ったら妻が玄関で慌てていました。
何かが玄関の入り口の少し上の方を飛んでいました、かなりの数の何かでした。
よく見ると、黄色に黒い縞様です。蜂です!蜂たちは玄関の上の方をひと回りすると、急降下で家の基礎と建物の間の3センチ位の隙間から床下入って行くのが見えた。
隙間は空気が出入りして湿気ないように、日本の気候を考えて作ってあると、祖父が説明していたことを思い出した。
虫が嫌いな我が家では夏でも、冬でもゴキブリハンターを何時でも分かるところに備えてあります。玄関ドアーを人が入れる位開けると蜂に見られないように急いで家の中に入り、日本除虫菊株式会社製のゴキブリハンターを手に取ると再び急いで玄関に戻りました。
ゴキブリは西洋の鎧を着ている虫なのに、ゴキブリハンターが命中すると、ひっくり返って足をバタバタして息絶えます。
蜂は鎧も付けずに軽装で飛んでいるから命中すれば一発で落ちる事は間違いないと思いながら、ゴキブリハンターを「シューシューシュー」と玄関ドアーの上の方に居る蜂に狙いをつけて吹きつけました。何匹かに命中しました。蜂は慌てふためいて玄関のタイルに落ちて来て思いっきりぶつかって死亡したようです。死亡した蜂を観たら足長蜂でした。
残りの蜂はややスピードを上げて湿気ないように作った3センチ程の隙間から床下に退避しました。
私は急いで3センチ程の湿気の来ないように作った隙間からゴキブリハンターをメクラメッポウ発射しながら考えた、床下に足長蜂の巣が既に出来上がっていると手出しできなくなると考え、3センチ程の隙間を蜂が入れないようにガムテープで2メートル程、塞いでその日は疲れて休みました。
朝起きて何時もの中荒引きのコーヒー豆をペーパードリップにセットして待ちました。ゴボゴボと言い出したらもうすぐです。
3分ほどで出来上がりました。部屋中にグアテマラ産のコーヒーの香りが漂って
グアテマラにいると勘違いをして楽しみました。今度はコロンビアのコーヒーを飲んでコロンビアに行こうかと楽しみにしています。
コーヒーを飲んでいるといろんな国やいろんな町に行けました。夢心地で・・・
そうだ!ブラジルも行きたい所だ。次はブラジルサントスを飲もう。
でも気にかかることが出てきました。台所の換気扇から音が聞こえてくると妻が言ってきました。私は直ぐに換気扇の所に行き音を確認しました。
確かに「ブオーンブオーン」と何かが換気扇の中から続けて聞こえてきます。
そこで換気扇を振る回転させて換気扇の入り口の方からゴキブリハンターを思いっきり注入してやることにしました。ゴキブリハンターを思いっきり注入してから換気扇の出口に廻りました。するとミツバチの大群が換気扇から出て来て飛び回っていましたが、すぐに、換気扇の出口の横にミツバチが集合し始めました。ワイワイ、ガヤガヤとミツバチは集団でだんだん丸く固まって行きます。
日本除虫菊株式会社製のゴキブリハンターを再び持ち出して「シューシューシュー」とミツバチめがけて拭きかけました。ミツバチの集団はバラバラになって下に落ちたり、逃げたりして居なくなりました。ホッとして家に戻り台所に行ってみました。
すると又、ブーンブーンブーンと前よりブーンが大きくなっています。慌てて外に出て排気口の出口を観るとミツバチが前より大きな集団になっていました。
日本除虫菊株式会社製のゴキブリハンターを持ち出し再び「シューシューシュー」とミツバチに向かってかけました。しかし、少し経つと排気口の上の方にワイワイガヤガヤと集団でミツバチが固まりになりました。
焦って物置小屋に飛んで行き、何か利用できるものはないか?物置小屋の引き戸を開けました。すると釣りの餌に牡蠣を取るための道具が目の前に神々しく立てかけてありました。道具は私の手作りがあることを思い出しました。
物干し竿に薄いステンレスのヘラをつけて根元を針金で何重にも巻いて縛って有ります。
誠に都合よくミツバチの固まった集団を根こそぎ壁から離すにはうってつけの道具でした。
早速、持ってミツバチが集団で固まっている壁をめがけて突進し、ミツバチの固まっているところ物干し竿に薄いステンレスのヘラをつけて根元を針金で何重にも巻いて縛って有る牡蠣取り道具で削るように手早く動かしてミツバチを追い出しました。その後にゴキブリハンターを「シューシューシュー」と拭きつけて
一件落着になりました。今後黄色に黒の縞模様の足長蜂もすぐに集団になるミツバチも来ないことを神に祈りましたが、足長蜂とミツバチはどれも同じ顔をしていてジジイなのかババアなのか分かりませんでした。
追、余り教えしたくないことですが、本日機嫌のよい私は特別に特別なことを教えちゃったりする。冬に美味しくなるカワハギ釣りは浅利の餌が定番ですが、牡蠣をそれなりに小さく切って餌にすると浅利の餌よりカワハギがよく釣れしかも大型が釣れます。牡蠣は港の岸壁に着いていますので直ぐ取ることが出来ます。この牡蠣の餌でよく釣れることを発見したのは一緒に釣りに行く釣りがへたくそな友人の釣り人でした。