元気なババアと通院
ジジイもババアも病気になったことは、自分が悪いわけではないと考えていることが分かった。
病気は何言わん、自己責任で有ることを全く自覚していなかった。
誰かの責任にしたいジジイとババアがそこに居た。
病気は若い人、ジジイ、ババア及び原因を問わず究極の自己責任で、子供の病気はすべて親の責任であることは明白だ。と思う
先にも述べましたが、自分たちが1000兆円も借金をした、自覚症状は全く無いジジイとババア達だった。
自分たちに都合が悪いことは自覚症状がないこともこの世代の特徴だった。
ジジイとババアは身体のどこかが少しでも調子が悪いとすぐに病院に飛んで行く。
病院でババア同士が話していた、「わしゃあ、ここの病院が終ったら私立病院に行って、それからアラノ整形外科に廻っていくの」本日は3件の病院をはしごして帰るようです。
もう一人のババアが「バスで帰るの?」聞くと答えた。
「違う、病院を廻ってから歩いて帰るのよ」
再び聞く「家まで歩いて帰るの?」
答える「そう健康にいいから歩くことにしているの」
聞く「家までどの位時間かかるの?」
答える「そうね、40分位」
次の質問はなかった。
ババアそれだけ歩ければお前は元気だと思ったが、話をしていたもう一人のババアはどう思ったか分からない。
ババアは元気だった、病院には元気なババアが固まっている。
医療費が足りないことは病院に行けばすぐ分かるはずだが、ジジイとババアは分からない振りをしているとしか思えない、それとも全く考えていない、どちらか?もしくは考えられない。
ジジイとババアは人のことはよく気が付くが、自分ことは気が付かなかった。
とても良い人だと、思い込んでもっと良い人になりたいと思っているから始末に負えない。
良い人だと思い込みが激しい人は、ババアよりジジイのほうが多いと思った。
人に親切にしたい症候群で、自分は親切にしてやったと満足します。
何時ものようにジジイババアが並んでいるときでした。
突然、威張りたいジジイが私に、「おまえは自分の車で病院に来ているのか?」
と聞いてきた。(実はこの件でこのジジイと仲が悪くなることが起こる)
親戚でも親でもないのに「おまえ」扱いで、私は非常に気分が悪かった。
口のきき方を知らないで「知性」及び「教養」のなさが・・始末が悪かった。
しかも、歳をとってから「いい歳をして恥ずかしくないか?」としか言いようがなかった。
ある時、隣に居るデブのおばさんの正面でTVの真ん前に鎮座していた知性も教養もないジジイが邪魔になって画面は見えず音声だけが聞こえていた。
他の人がTVを見ていることなど考えられないジジイだと理解できた。
突然デブのおばさんが
「お歳はおいくつになりました?」とTVの前に鎮座しているジジイに聞きました。
ジジイは「いくつに見える?」と、聞き返しました。
デブのおばさんは「う~ん、まだ70歳には?」と答えました。
言われた知性も教養もないジジイは(今後は只のジジイ)思わず顔面を引きつらせて喜んでいました。
(後で分かったことですが、御歳78歳でした)
ジジイには年齢を聞かれると、必ず聞き返す言葉がありました。
先にも述べたように「いくつに見える」と。
「いくつに見える」と聞かれたら10歳位若く言うことが望ましいと分かった。
デブのおばさんはそれを知って答えたかは不明ですが、見る目がなかった、かも知れないと思いました。いわゆる「目が悪かった」わけでございます。
私もうっかりババアに年齢を聞いてしまいました。と言うのも、何時も見かけない一人のババアが私の左隣に座っていました。おはようございますと声をかけて
ババアの左隣に座りました。
座ると同時に話しかけてきましたが、案の定子供と孫の話でした。
そして自分の話を始めました。ババアは歳を取って最近足が上がらない、転びそうになると話しました。
私はまだまだでしょうと励ましたつもりで、続けて年齢を聞いてしまいました。
ご本人は「ジー」と黙っていましたが80歳位に見えました。
私も目が悪いかも・・・深く反省をさせられました。
聞いてはいけないはババアの年齢でした。
笑ってはいけません、まだ御本人は女性そのものです。
ババアにはもっと注意が必要なことが分かりました。
自慢話は圧倒的にジジイが多かったが、今日も病院と言うオアシスはジジイとババアが固まっていた。