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違うって、そう気付いて

作者: 深空


…。


…ぁ…。


気付いちゃった


気付きたくなかった


すっと

胸に何かが突き刺さった。


あなたの声が響いてる

顔も見えない一枚向こう

けれど誰かと笑っている


痛い

痛い

痛い

悔しい


気付いてしまった


私とのこの距離を


あなたの周りの近さを


私には入り込めないその場所


どうしてそんなに遠いのですか?


どうしてこうも世界が違う?



苦しいよ、

悲しいよ、



近づいては遠ざかる



少しずつ遠くなる




最初はあなたが苦手でした。

会いたくないともおもいました。

けれどあなたの優しさに触れました。

ぶっきらぼうなだけでした。

小さな小さな、あなたにとってはほんの一部の時間。

それは私にとって大切な時間となりました。



気付けば好きになっていました。






けれど。

生きてる世界が違いました。




隣にいたくて頑張った

頑張るしか道はなかった



それでもそれでも

どう足掻いても壊れない

そんな壁が立っている



どうしようもなく離れてく



好きだって。

そんな一言すら言えず


何にもないように過ごす


分かっていても妬いちゃうの

あなたが誰かに微笑むと



あぁ

悔しい



あなたの舞台に私はたてない



あなたは日々、誰かと共に舞台へ降りる



仕方ないのよ、私は弱い





あと何年。

あなたと逢えるのか

あなたと話ができるのか

あなたと笑い合えるのか







もしかしたらもう数ヶ月かもしれない



それすらないのかもしれない





ねぇ、せめて。


せめて笑っていて下さい。



そんな仏頂面やめて



時折見せる笑顔の裏の感情

誰かに受け止めてもらって下さい



あなたが愛し、愛される誰か。



私は嫉妬するのだろう


けれど、きっと、それでいい



あなたが笑う、それでいい




ありがとうすら言えなくて




いつもたすけてもらってばかりの私。



いつか変われる日がくるのでしょうか




あなたが振り向いてくれる、そんな私が現れる未来



そんな時が来ることを祈って…













ねぇ、やっぱり、好きだよぉ。














ばいばい

私の想い


またいつか出逢えるまで

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