表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
MMB《エムエムビー》――魔法と音楽?そんな競技あるの?  作者: 大和由愛


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/5

プロローグ

『さあ、始まりました!第38回MMBエムエムビー、U18世界大会、決勝戦!』


『勝負は依然として拮抗状態。両者、戦いの手をゆるめません!』


『そんな中、日本代表の美しい五重奏が響き渡っています!音の層が重なるたび、日本代表の能力値が上昇する!』


『おっと、ここでチャンスがやってきたーーー!仕掛けたのは……日本代表・天王てんのう学園の神白勝華かみしろしょうか選手!一人、敵陣へ突っ込んでいく!』


 奏者の紡いだ旋律が一斉に、彼女へと収束されていく。

  

 視界が歪むほどの加速。

 次の瞬間、神白の姿は観客の目から消えた。


 遅れて響いたのは、金属が叩きつけられるような鋭い音。


 敵陣の中央で、五つの影が同時に吹き飛ぶ。


 相手が反応できなかったのは、技そのものではない。

 

 音だ――


 奏者の演奏によって強化された神白の動きは、常人の目では見ることのできない速さだった。


 敵が異常に気づいた時には、すでに刃は届いていた。


 実況の声が、さらにその熱を煽る。


『なんということだ!神白選手、敵を五人まとめて瞬殺!今のは誰にも反応できない――完璧な一撃です!!』

 

 夏の強い日差しが降り注ぐ会場。しかし、観客席から立ち上がる熱気は、そんな暑さすらかき消す勢いだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ