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仮面舞踏会

作者: 澄川ひびき

皆さんの周りにはいつも笑顔で明るい人はいますか?でも、その笑顔が本当なのか分からない…。


私の名前は…Aとでもしておこう。

私には二つの顔がある。その二つの顔というのは「素顔」と「仮面」だ。

周りの人に見せているのが「仮面」。

誰にも見せていないのが「素顔」。

「仮面」はいつも笑顔で明るいポジティブなもの。

「素顔」はその逆なもの。


なぜ「素顔」を見せないか。

それは私のせいで暗い雰囲気にするのが嫌だから。

自分が暗くても周りには明るくいてほしいから。


自然に「仮面」をつけている。

そんな自分が私は嫌いだ。

「仮面」をつけて過ごしている時間が長いから自分の本当の気持ちが分からない。


私はこれからどうしていけばいいのだろうか。


学校には沢山の友達がいる。当たり前だが、私の「仮面」の方が好きなのだ。理由は簡単。「仮面」しか見せたことがないからだ。

『Aは明るくていつも笑顔だから一緒にいて楽しい!』そう言われたことがあった。

その時私が思ったのは

(あぁ私の仮面は完璧なんだ)だった。

嬉しくも悲しくもないこの気持ち。

どう表現したらいいのか分からないこの気持ち。


皆さんは自分の気持ちに正直になれている?

友達に本当の自分を打ち明けられている?


私はそれができない。怖い。


そして今。私はまだ、本当の気持ちを打ち明けられないでいる。

そんな自分を私はこう思う。

(自分で作り出した仮面に取り憑かれてしまった)と…。

これは私自身のことを書いたものなのです。だから共感してもらえるところがある人ない人それぞれ多くいるかと思います。でも、「こんな考えを持っている人がいる」ということを分かってもらえたら嬉しいです。無理して笑っている人だったり無理して周りに合わせている人だったりがもし、周りにいたのならそんな人の良き相談相手になってあげてください。これが私の願いです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 無理して笑ってます。結構キツいですが、がんばっている心算です。それしか、生き残る術をしらないのかもしれません。いつまでも、この儘の気がします。by白沢。 [一言] 大変共感できました。又、…
2021/11/06 19:17 退会済み
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