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ヤバい奴が異世界からやってきました  作者: Puney Loran Seapon
第12章 北蒲原郡聖籠町『StylishArts』
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第98話『覚悟』

 ビルの二十階から、悲鳴を上げながら落ちるレーゼ。


 それでも、雅達のアーツが入ったアタッシュケースと、自分のアーツを握った手は緩めない。


 しかし、今ここからどうすれば自分が助かるのか、それを考えている暇はとてもじゃないが無かった。


 もう駄目だ――と思った、その時。


 レーゼが落下するであろう地点へと、誰かが走ってくるのが見える。


 桃色の髪の毛。


 それが束音雅だとレーゼが分かったと同時に、雅が落ちるレーゼに向かって跳躍する。


 自身のスキル『共感(シンパシー)』でセリスティアのスキル『跳躍強化』を発動させ、ジャンプ力が十倍以上になった雅。


 相当に切羽詰った表情で、空中でレーゼを捕まえた雅は、ビルの壁を蹴って跳ぶ向きを変える。


 レーゼを片手で抱え、反対側の手を思いっきり伸ばした雅を見て、レーゼは、空中に浮かぶ二機のドローンの存在に気が付いた。


「はぁぁぁあっ!」


 そこからぶら下げられた縄梯子。それを掴む雅。


 大きく振り子のように揺れる縄梯子に振り落とされそうになるが、必死で梯子にしがみつく。


「レーゼさンッ! 雅ッ!」


 上からは志愛の声。奥には強張った顔でドローンを操作する優が見える。


 もう一機のドローンには愛理達の姿も見え、彼女達はこぞって青い顔をしていた。


 急いで『StylishArts』まで来てみれば、レーゼが落下する現場に遭遇したのだ。肝を冷やしたし、寿命も十年は縮まった想いである。


「あなた達……!」


 だが、


「――っ! 危ない!」


 微弱な殺気が、自分の背後から迫るのを感じ、レーゼが振り向き咄嗟に警告するが時既に遅し。


 サッカーボール程度の黒い塊が飛んできて、優達の乗るドローンのプロペラを破壊した。


 さらに続けてもう一発。今度は愛理達の乗ったドローンのプロペラを破壊する。


 ビルの二階辺り。割れた窓ガラスの奥に、誰かがいた。そいつが攻撃したのだ。


 バランスを失い、傾きながら煙を上げて墜落していく二機のドローン。


 備わっている自動操縦機能が働き、自動的に『StylishArts』近くの樹林へと向かっていく。


「皆脱出してぇぇぇえっ!」


 木を破壊しながら地面へと近づくドローン。


 最早激突は免れないと悟った雅は、堪らずそう叫び、レーゼと共に真っ先に梯子を飛び降りる。


 続けて、悲鳴を上げながらも優達が続いた。


 七人が地面に降りた直後、後方でドローンが激しい音を立てて墜落。辺りにはアームやプロペラが散らばり、空気が抜けるような長い音、あるいは断続的な音が、闇夜にやけに大きく響き渡った。


 墜落する前に辛うじて脱出に成功した雅達は、地面に倒れている。呻き声を上げてはいるものの、全員間違いなく生きていた。


 そんな中、うつ伏せになっていた愛理は、仰向けに体勢を変える。


「前言撤回だ束音ぇ……。来て良かった……」


 いつもの、背中を震わせるアルトボイスからとても想像出来ない、全力疾走した後のようなゼイゼイ声。


 とても堕ちるドローンから脱出した後とは思えないような感想を漏らす彼女に、雅は思わずクスリと笑ってしまう。


「危険だのなんだの……グズグズ言っていた数時間前の自分を、ドヤ顔で殴り飛ばしたい気分だ……」

「私だって、こんなことになっているなんて思ってもいませんでしたよ……」


 そう言うと、雅はゆっくりと立ち上がる。


 体に付いた泥を払い、スッとレーゼへと手を差し伸べた。


 地面に突っ伏すように倒れていたレーゼは、その手をちらりと見て……顔を背ける。


「……来るなって……言ったじゃない……」

「そうですねぇ……でも、来ちゃいました。自分の意思で」

「馬鹿……。でも、ありがとう……」


 目を逸らしたまま、レーゼは雅の手を取り、立ち上がった。


 そして、近くに落ちている自分のアーツと……ずっと片手に握りしめていたアタッシュケースを交互に見る。


「レーゼさん、それは……」

「あなた達のアーツ。約束通り、取り戻したわ」


 その言葉に、真衣華が真っ先にレーゼの元へと駆け寄る。


 開いたアタッシュケースの中にある指輪が見えると、安堵したように大きく息を吐いた。


 後から来た優達も、それを見てホッとする。


 真衣華がすぐに、そしてその後から雅達も指輪に手を伸ばすが、


「待って。取る前に、私の話を聞いて欲しい」


 レーゼがそう言うと、全員がその手を止めて、困惑したようにレーゼを見る。


 レーゼの瞳が、苦悶するかのように揺れる。


 彼女にはどうしても、皆に話したいことがあった。


「皆のアーツを取り戻す時、クゼから聞いたの。人間が変身する、あの化け物……ユウイチさんの情報通り、レイパーと同じ存在だそうよ。あいつは『人工レイパー』だって言っていた」

「……何よ、それ。何でそんなもの……」


 優の怒気を孕んだ呟き。気持ちはレーゼにも伝わった。女性を襲う怪物なんて、レイパーだけで充分だ。


 レーゼが「理由は分からない」と告げると、優はフンっと鼻を鳴らす。


「人工だろうが何だろうが……レイパーである以上、討伐するのがバスターの……私の役目よ。だから戦うわ。もう一度『StylishArts』に乗り込んで、敵を殲滅する。止まるつもりは無い。でも――」


 そう捲し立ててから、レーゼは下を向いた。


「あなた達に、そんな義務は無い」

「……何?」


 レーゼに対して常に丁寧な言葉遣いで接していた愛理だが、この時ばかりは違った。


 これでも、何度か肩を並べ、一緒に戦ってきたのだ。


 実力はレーゼの方が上でも、愛理はレーゼを仲間のように思っていた。故に『そんな義務は無い』という言葉には悲しくなり……そして同時にカチンときたのだ。


 続けて何か言おうと口を開きかけた愛理を、志愛が腕を出して制止させた。


 それでも無理矢理声を上げようとしたが、志愛の目が「最後まで話を聞こう」と言っていることに気がつき、愛理は一旦口を閉じる。


 しかし、レーゼは愛理の気持ちには気が付いたようで、彼女の目をしっかりと見つめ、言葉を続けた。


「シノダさん、ごめんなさい。でも、ひと月くらい一緒にいて、分かったの。あなた達は『女の子』だって。本来なら戦いなんて無縁なはずで、学校で勉強して、友達と遊んで……そんな平和な人生を歩むべき人達なんだって。それはミヤビ、あなたも同じ」

「……私も?」


 頷くレーゼ。彼女とは付き合いが長いから、感覚が麻痺していたことだ。


 今日、改めてそれに気づかされた。


 昔、雅に言った言葉がある。雅の作った料理を初めて食べたあの日、コボルト種レイパーが再び出現した時だ。


 『下手に戦うと、怖い思いをするわよ』という言葉。これをレーゼは忘れていた。


 思い出したのは、雅が傷ついてから、だ。


 愚かなものだと、レーゼは自分自身を罵倒する。


「私の世界では、一般人はアーツを持たないの。未熟な人が武器を持つのは、却って危険だから。でも、この世界は違う。女性全員がアーツを持って、レイパーと戦えるようになっている。それで――レイパーと戦って、殺された人をたくさん見たわ」


 弥彦山で、テナガザル種レイパーに殺された女性達。


 新発田へと向かう途中で、ミドル級螳螂種レイパーに殺された女性達。


 直接見たわけでは無いが、人型種チョウチンアンコウ科レイパーに殺された大和撫子もいたというのは聞いている。


 今日は魔王種レイパーに殺された人達を見た。


 どの現場にも、アーツがあり、戦おうとしたのだと分かった。


「皆が武器を持つこと。これがこの世界の選択だというのなら、余所者の私が口を挟むことじゃ無いのは分かっている。でも……でも、私はあなた達を死なせたくない。傷ついて欲しくない。だから――」


 最後の方は、僅かに声が震えた。


 折角助けに来てくれた雅達の行為を、無駄にする言葉だと分かっていたから。


「アーツが入った、この指輪を取らずに、ここから逃げて。安全な場所まで私が誘導する。もう誰も傷つけさせない」

「マーガロイスさんっ? それは――」

「でも……でもっ……!」


 思わず声を上げた希羅々。その途中で、レーゼは大きく首を横に振って彼女を黙らせる。


 ここで、彼女は深く、深く頭を下げた。


「分かっているの。こんなの矛盾してるって。言っては駄目なことだって。私はバスターで、市民を守る義務があって……こんなの、口が裂けても言ってはいけないって。だけど! もしも……もしもあなた達に覚悟があるのなら……!」


 自分の中の良心が、続く言葉を必死で抑えようとする。


 それでも、レーゼは止められなかった。



「お願い……力を貸して……。私と一緒に、戦って……」



 ポタ、ポタ……と、レーゼの足元に雫が落ちる。


 レーゼはバスターだ。人工レイパーを放っておけば、また犠牲者が出るのが明白な以上、戦わない選択肢は無い。しかも、希羅々の父親が人質として捕われている。


 そして、これまでの人生の殆どを、レイパーと戦うための鍛錬に費やしてきたレーゼにとって、ここで逃げることは自分の全てを否定することに等しかった。


 敵がどんなに強大であっても、ここが彼女の世界でなくとも、知らない振りは出来ない。


 立ち向かい、勝たなければならないのだ。


 だが、上で人工種鷹科レイパーと戦った時、分かった。


 自分一人では、このレイパーは倒せない、と。


 運良く倒せても、ここには久世の手下……他の人工レイパーが何体もいるはずだ。


 さらに、魔王種レイパーもいる。久世と戦えば、遅かれ早かれ、再びあの恐ろしいレイパーと戦うことになるだろう。


 それらを自分一人でどうにかするのは、まず不可能だ。


 だから、こうしてレーゼは頭を下げた。


 人々を脅かす化け物を倒すために。


 例えそれが、本来守るべき女の子達を、危険な目に合わせることになると分かっていても。


 レーゼの頼みに、優達は勿論、この中では付き合いが一番長い雅でさえ、目を丸くし、絶句する。こういう『お願い』をするイメージとは、遠くかけ離れていたから。


 時間にして、僅か数十秒の沈黙。


 しかし頼んだレーゼも、頼まれた雅達も、恐ろしく長い沈黙に思えた。


 それを破ったのは――


「勿論、力になりまス。そのために来たんですかラ」


 志愛だ。


「どこかデ、こんな時が来ることを望んでいましタ。レーゼさんにハ、一度助けられていル。覚えていますカ? 私と真衣華ガ、蛙みたいなレイパーと戦っていた時のことヲ」

「ええ。でも、私は大したことは何もしていない」


 この世界にやって来た日のことを思い出しながらレーゼはそう言うが、志愛は首を横に振る。


「レーゼさんにとっては大したことは無くてモ、私は大きな恩を感じていまス。どこかデ、その恩を返したかっタ……。そして今、その時がやって来タ。頼ってくれたこト、とても嬉しイ」


 そこで一度間を置き、目を閉じる志愛。


 再び開いたその目には、確かな強い意思があった。



「ここで逃げたラ、私はレーゼさんの仲間でいる資格は無イ。だかラ、私も戦いまス」



 レイパーや久世が許せない気持ちは、志愛にも確かにある。


 だがそれ以上に、志愛はレーゼの力になりたかった。危険でも何でも、彼女を支えることを選んだのである。


 すると、真衣華が動き出す。


 落ちているレーゼのアーツ『希望に描く虹』を拾い上げると、泥を払い、優しく微笑みながらそれを持ち主へと差し出した。


「私、レーゼさんのアーツ、好き。綺麗だし、レーゼさんも大事に使っているのがよく分かるから。でも……」

「でも?」

「私がこのアーツに魅力を感じるのは……レーゼさんが希望に描く虹と一緒に、人を守るために本当に一生懸命に戦っていたからなのかもしれない」

「買いかぶり過ぎよ。私は無力だった。こうして、あなたのアーツを、たったの一度でも奪わせてしまった、弱い人間よ。……本当にごめんなさい」


 真衣華は、そうは思わない。


 弱いのは自分だと、そう思っていたから。


「フォートラクス・ヴァーミリアが奪われた時、大事なもののはずなのに、何も出来なかった。それが情け無くて悔しくて悲しくて……それでも、レーゼさんは取り戻してくれた」

「それが、当然の責任よ」

「違う。私の責任だった。だってフォートラクス・ヴァーミリアは、私のアーツだから」


 昔使っていた、『影喰写(ようばみうつし)』というアーツ。これを失った時から、自分は何も変わっていないのだと、真衣華は気づかされた。


 だから、変わる。そう決心した眼を、真衣華はレーゼに向ける。



「取り返してくれてありがとう。私も戦うよ。怖い気持ちは確かにあるけど、ここで逃げたら、フォートラクス・ヴァーミリアは私を許さないし、私もきっと自分を許せない」



 それに――と、真衣華は希羅々へとチラリと目を向ける。


「希羅々も、一緒にいてくれるしね。頼りにしているよ」

「……ふん。全く」


 僅かに不敵な笑みを浮かべる希羅々。


 親友が覚悟を決めたことが、希羅々には嬉しかったのだ。


 希羅々だって、もう覚悟は決まっている。


「マーガロイスさん。あなたが止めても、すっこむつもりはありませんわよ。異世界だか何だか知りませんが……久世は(わたくし)の世界の人間で、お父様の会社の人間です。その不始末を、他人任せになんてしませんわ。それに――」


 希羅々は、先程のレーゼの言葉に、引っ掛かりを覚えていた。


「さっき、『覚悟があるのなら』……と仰いましたわね」

「……ええ」

「マーガロイスさんの世界では、アーツを持っているのは一部の人だけ。なら、きっとその方達は、その方達なりの『覚悟』があったのでしょう。でも、(わたくし)達の世界は違う。覚悟があろうとなかろうと、アーツという『力』を持つことを強要される。これが今の世界ですわ」

「……怖いでしょう?」


 希羅々は頷く。バスターだって、レイパーという強大な敵に足が震えることがあるくらいだ。レーゼにも、その気持ちはよく理解できた。


 それでも――



「だからそんなものは、(わたくし)達の時代で終わりにしましょう」



 希羅々は戦うことを選ぶ。アーツという『力』を持つ必要が無い世界にするために。


 同じことを、父親である光輝や、祖父からよく言われていた。そしてそれは、『StylishArts』の理念の一つでもある。


 親友である真衣華には決して言えないことだが、アーツなんてものは、本来ならこの世に存在しなくても良い物だと、希羅々は思っていた。


 すると、


「みんな勇敢だな。私はまだ怖いよ」

「あら、篠田さんは臆病風に吹かれますの?」


 徐に呟いた愛理の言葉を、挑発するかのように鼻で笑う希羅々。


 それに対し、愛理は「まさか!」と鼻で笑い返す。


「『戦う力が無いから行くな』と君達を止めていたら、きっと私は後悔していた。君達の決断のお陰で、マーガロイスさんは死なずに済んだ」


 あそこが自分にとってのターニングポイントだったと、愛理は思う。


 そしてきっと、ここもターニングポイントだ。



「この戦いで、また誰かが死にかけるかもしれない。私が逃げたせいで助かるはずの命が消えるのなら……己の恐怖になんて構っていられない。私も戦おう」



 レーゼを助けたあの瞬間、愛理の覚悟は決まっていた。


「束音、相模原。君達はどうする?」

「行くわよ」


 優は即答した。


「みーちゃんが異世界に飛ばされたあの日から、化け物と戦う覚悟なんて、とっくに出来てんの。今更問われるまでも無いわ。私はねぇ――みーちゃんがいなくなった時、辛くて寂しくて……だから必死になって探したわ。きっと、私以外にもこういう人はいるんでしょ?」

「さがみん……」

「みーちゃんは帰って来た。私は本当に幸運だった。でも、そんな人ばかりじゃ無い」


 覚悟の強さを表すように、優は拳をギュっと握り締める。



「私みたいな人間は、もう作らせない。みーちゃんを『手伝う』だとか『協力する』とか、そんな生温いことは言わない。私もみーちゃんと同じものを目指す。だから戦う。あんな奴らに負けて堪るもんか」



「皆……」

「レーゼさん、ごめんなさい。一人で行かせてしまって……。でも、大丈夫」

「ミヤビ?」

「レーゼさんは独りじゃない。違う世界に来たとしても、もうあなた独りで戦う必要は無いんです」


 そう言うと、雅はレーゼに、笑顔で力強いサムズアップして見せた。



「私のやることは……目指すものは変わらない。そう決めたんです。だから一緒に戦いましょう!」



 レーゼは、皆の顔を見る。


 思いは一つだと、そう感じた。


「……ありがとう!」


 レーゼは服の袖で目元を拭うと、ずっと真衣華から差し出されていた剣型アーツ『希望に描く虹』を受け取る。


 雅達は互いに見合わせ、頷くと、アタッシュケースに入った自分達の指輪へと、一斉に手を伸ばした。


 それを右手の薬指に嵌めながら、レーゼを真ん中に横一列に並ぶ。


 そして同時に輝く、彼女達の指輪。


 光が収まった時――それぞれのアーツが出現する。




 雅の手には、剣銃両用アーツ『百花繚乱』。


 優の手には弓型アーツ『霞』。


 愛理の手には刀型アーツ『朧月下』。


 志愛の手には棍型アーツ『跳烙印・躍櫛』。


 真衣華の手には片手斧型アーツ『フォートラクス・ヴァーミリア』。


 希羅々の手にはレイピア型アーツ『シュヴァリカ・フルーレ』。




 『StylishArts』を睨み、七人は大きく深呼吸する。


 時刻は、七月十五日の午前零時ジャスト。


 この瞬間、雅の『共感(シンパシー)』によるスキルの使用回数制限がリセットされる。


 彼女達は勢いよく、走り出すのだった。

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