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「暮らし」など

帰路の詩

作者: 維酉
掲載日:2020/11/15

死にたいひとに

死ぬななんていえなかったけど

帰り路に

コロッケをひとつ奢って

これ貸しねっていうくらいなら

できたかもしれない


あの子は死にたい

もう散々生きてきたから

たぶんもう充分なんだとおもう

充分なんだと

五時のサイレンは聞き飽きたんだろう

もう散々聞いてきたから

帰り路を歩くことも

充分で


かんたんに

死ねる世界に生きていて

いのちなんて実はなかったんじゃないの

ただ並んで

帰り路を歩くこと

手を繋ぐことだけがたしかで

ほかのことはぜんぶ蜃気楼の延長線上だったんじゃないの

死にたい

死にたい

死にたい


ごめんね

わたしはきみがすき

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