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16. 私達はこの前


私はみんなと一旦別れたんだけど、する事が無かった。しかし、私はある事に気になっていた。


それはラーメンが私達と別れたらいつも何をしているのだろうか? という事だった。


ラーメンはいつも、私達と別れた後同じ町にいるはずなのに一度も合わない。でも、きっちり時間は来るので、少し気になっていた。

だから今日、私はラーメンを尾行することに決めたのだった。


まず、ラーメンがお店を出た後に少し経ってからお店を出て、ラーメンにバレないように物に隠れながら歩いた。


ラーメンはそのまま何も気にしていない様子で歩いていたので、きっとまだ私の事に気づいていないんだろう。


そして、数分ぐらい歩いたら、ラーメンが突然止まり周りをキョロキョロ見た後に角に曲がった。そこは裏通りへの道の方だと思う。


私は見失わないように、小走りで見ようとしたら、


「わっあ!!」

「うっ、うーん?」


そこにはニコニコしたツキユが立っていた。


ツキユはなんか女らしいという、顔も女みたいな顔つきをしている、男だけどね。


「リーア!」

「シー」


私は人差し指を口に当てながら、静かにして、という気持ちも込めて言った。


「あれ……なんかやってたの?」


私はラーメンを見失わないように、素早くラーメンが行った方を見たが、誰も居なかった。


あれ? この道は一本道だったような? 私に気づいて、急いで言ったのだろうか?


「はぁー」


私はため息を漏らしてしまった。


「なんかごめん?」

「いや、大丈夫だよ……」

「そうなの、良かった!ところで何をやってたの?」


今の返事で、どういう風に捉えたのかな?


「えっと……ずばり、ラーメンはいつも何をしているのか! を調べてたの! それなのに……ツキユが驚かしたから……見失っちゃたよ……」


私が残念そうに言ってると、ツキユはポケットから、袋のような物を出した。


「なんか、悪いことをしてしまったかも知れないから、なんか甘い食べ物を奢ってあげる!」

「あれ、さっき食べ無かったけ?」

「あれじゃ物足りないくらいだよ」

「わかったけど、どこのお店に入るの?」


ツキユはこの前の時からいつも、甘い食べ物を食べていた気がする。


そして私達はお店がピンクに塗られている、いかにも甘そうな食べ物がありそうなお店に入った。


そのお店は食べ物が置いているのだが、全てピンク色の食べ物になっている不思議お店だった。


その後、私達はお店を出た。


「美味しかったね」

「確かに、見た目はあれだったけど、味は最高だったよ」


話していると、ドンッという音があっちの方から聞こえた。


その聞こえた方を向くと、裏通りから聞こえたような気がした。


確か、あそこら辺は誰かが縄張りを張っていた気がする。その人の名前は忘れたけど……。


「行って見ない?」


ツキユは首を傾げて言った。


「別に良いけど……大丈夫かな?」

「大丈夫僕を信じて!」

「わ、わかったよ」


私とツキユはその音が聞こえたと思われる場所に行って見た。


近くに行くと、カンカンなど戦っていそうな音が響いていた。


「ここ、危ないですよ!」


そこには男が立っており、何かを見せないように前に立っている。


その光景を一瞬でも見るために、ツキユが右に走らせて、その男が右に行った隙に私は左に走った。


「待って!」


私はその男を抜けて、それを見てみると、体の大きな男と辺な生物が誰がと戦っていた。


その人の顔を見てみると、まさかのこの前私にぶつかって来た人だった。


「あの人……!」


さっきの男がこっちに来た。ツキユは普通にやられたみたいだ。


「君、ラグモ様と戦っている人を知ってるのか?」


ラグモ様? 確か……ここら辺を縄張りにしている、ボスのことだったような……。


「いや、あんまり知らないです」

「なんだよ……」


そしたら、ツキユもやって来た。


「わぁ、戦ってる!」


ぶつかって来た男の人は一人でラグモ様という人と変な生物を相手をしている。


「あの人強いね」

「ああ、確かにな。あのラグモ様でさえも互角に戦ってる……確かあいつは運び屋のロディて名乗っていた気がする」

「運び屋のロディ?」

「ああ」


運び屋かぁ、確かラーメンも運び屋だった気がする。


その戦いを見ていると、ロディという人の剣が折れた。そしたら、なにもない場所から剣を召喚? した。


「剣を魔法で出したのかな?初めて見たかも」

「それは違うと思うよう」


ツキユが腕を組みながら言った。


「なんで?」

「ほら、僕の左目は魔眼でしょ」

「そうだね」

「僕の魔眼の効果覚えてる?」


確か、魔力を見ることが出来て、魔法などを使ったら空気がキラキラしてるように見えるんだっけ……。


「あっ、てこはツキユには剣を出した時に魔力が見えなかったという事ね」

「そういうこと、あと体を魔法などで強化した時も、魔力が見えるんだ。けどロディは一切魔力見えないんだ」

「へー、魔力無しであの力をなのかー、ロディていう人は相当強いんだね」


その後、ロディは剣を出したら、突然強くなり、あのラグモ様をあっという間に倒した。


でも、次の瞬間!








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