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移民農業奮闘記  作者: マダム
31/58

軍師はエリー?

今回ネタが無いです

バーベキューから帰って来たジョン、勿論アルコールを飲んで


いたので自動運転だ!


帰ったジョンはエリーにバーベキューでの話を報告、同時に


ファンから預かった収穫物(葉野菜)鑑定を頼む


「簡易の鑑定となりますがよろしいですか?マスター」


「ああ!頼むよエリー、大体でいいんだ」


「了解です!マスター、しばらくお待ち下さい」


しばらくして結果が出たようだ


「お待たせ致しました!マスター、結果はデーターで出します」


出力されたデーターの表を睨みながら


「どんな結果なんだ?これは」


「要するに!良くも悪くも無い平均的な農作物ですね、これは」


「お話を伺いましたが!・・・全農の評価が著しく悪けばマスター

のおっしゃる陰謀説を疑わなければなりません」


「じゃあ!普通の評価なら?」


「正しい評価だと思われます!マスター」


ジョンは早速ファンに連絡を入れエリーの鑑定結果を伝える


ファンからは今後の収穫物の検査も依頼されたので了承を返し


今後の事をファンと話し合う



「全農に三日後に収穫物の検査を頼んだから、それでの結果

次第で今後の動きを考えよう」


「ですね!考え過ぎって事もありますし」


「ああ!だけど俺はほぼ黒だと思ってるよ、この前収穫した野菜

は判定Dの飼料用だったからな」


「D判定ですか!やはり買値は安いんですか?」


「安いなんてもんじゃねえ!kg単位で買い叩かれるぜ、まあ俺達

研究農家は給料出てるから大丈夫だが」


「お話中すいません!この惑星の農産物の一般への売出し価格

を調べてみましょうか?まだ流通量が少いのですが」


「そうだな!エリー、頼むよ」


「では!こちらは農家の皆から評価がどんなもんか聞いてみる」


「それでは!収穫物の種類と評価を調べていただけますか、

それと一般の売出し価格で統計が取れます」


「そんな膨大なデーター!無理だろいくらなんでも」


「私なら可能です!ファン様」


「そうだよ!エリーなら出来るよ、ファンさん」


「そっ!そうなのか、えらく高性能なんだなエリーさんは」


「ありがとうございます!それとさん付けは必要ありませんので

【エリー】とお呼び下さい、ファン様」


その夜の話し合いは深夜迄及び取り敢えず全体の流れを掴みつつ


指揮を取れる人材という事でエリーが当座の指揮官になった


会議に参加せず睡眠中(エネルギー補給)の田吾作は雑用係だ




そして次の日から農作業の通常運転にもどり数日


運命の三日後、全農によるファンの収穫物の判定結果が出た


ファン「皆!お待たせしたが判定結果が出た、報告前にジョンから

いや、エリーから以前の判定結果を言ってくれ」


エリー「それでは!以前私が判定したファン様の収穫物の判定結果

はこちらになります」


ベネディクト「まあ!良くも悪くも平均的だな」


マス「これじゃ!判定が難しいんじゃねえか?」


ファン「大丈夫だ!安心してくれ、全農の判定は飼料用だとよ」


クリス「そんなっ!有り得ない」


ファン「事実だよ!それから他の農家の検査も盗み見たんだが

判定C以上は無かった」


スタン「それじゃ~!現実味が出てきたな、マスの話も」


エリー「私からも皆様へ報告があります!売り出されている

アトランティス星での 農産物の評価ですが、かなり高い評価です」


ベネディクト「って事は!・・・」


エリー「ほぼ疑い無く判定が操作されていますね!全農全体の意思

なのか一部の意思なのかはまだ未定ですが」


エリーの言葉にその場の全員が沈黙した、どうして良いのか


わからないのだ、頼りの味方だと思い込んでいた全農に騙されて


いたのだ・・・・


ジョン「エリー!どうしたらいい?作戦を考えてくれ」


いち早く言葉を発したのはジョンだった、と言うより困った時には


エリーに頼めば何とかしてくれるといつも通りの行動だった


既に作戦は考えていたのであろう、ジョンの一言に


「了解しました!マスター、先ずは・・・」


矢継ぎ早に説明される作戦と役割、今回の作戦と何時もの作戦の


違いはジョンと田吾作二人だけの駒だったものが今回の作戦で


エリーの使える駒の数!家庭の数だけでも5家を作戦に使える


のである、エリーは燃えた相手は全銀河系に支部を持つ【全農】


相手に取って不足は無い、これから農家達の戦いが始まるのだ

いよいよ話が動き出しました

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