明日の予定
「おいマックス、明日どっか遊びに行こうぜ?」
休みを翌日に控えた日、やる事もないのでマックスを遊びに誘おうと思ったのだ。
「悪りぃ。その前、お前に飯奢ったろ?それで金が無くなったから稼ごうと思ってんだよ。」
中間テスト祝いに奢ってくれたことだろう。あの時は遠慮せず食ったものだ。
「何というか、悪いな。」
「別にいいさ。まぁ、そんなわけだ。」
「何で稼ぐんだ?」
「バイトだよ、バイト。荷物運びのな。」
「ふーん、頑張れよ。」
「おう。」
さて、明日どうするか。死の森に久しぶりに行くか?
「明日、暇なの?」
「うん?」
話しかけてきたのはミュウのようだ。
「なら、私とどこかいかない?」
「どこかってどこだよ。」
「カラオケとか?」
「なら他の魔帝の奴らを誘えよ。レイとかスッゲェーこっちを睨んで来てんだけど。」
「私、レイのこと異性として見てないのよ。」
「そう言えば、なんでお前、俺への態度が変わったんだ?今更だが。」
「え!?えっとー、それは、何というか色々あって。」
モジモジするな。頬を赤らめるな。俺は騙されないぞ。・・・そうだ!
「いいぜ。明日1日付き合ってやる。」
「ほ、本当に!?」
明日1日付き合って、化けの皮を剥がしてやる。って言うか本当に嬉しそうだな。すげー演技力だ。
まぁ、何はともあれ明日の予定が決まって良かった。
この日は授業を終え、ご飯を食べすぐに寝た。待ち合わせ場所に遅れたらやな奴みたいだからな。
短くなってしまい、申し訳ありません。