道を違えた最悪の結末《バッドエンド》
思いの外怖くないかもしれません。
やぁ皆様初めまして。私、当作品の語り部『 』と申します。
いやはや。この作品を覗かれる方はなかなかに良い。
ですがひょっとしますと……興味本位、という方もいるんじゃないでしょうか?
いえいえ。それ自体が悪いというわけではありません。むしろ興味本位大いに結構。何事も興味がないと続きませんからね。
それこそ……仕事のように。
あーすいません。ちょっとした愚痴です忘れてください。
コホン。では初めての方もいらっしゃるようですので今のうちに説明しておきましょう。
1.当作品は作者が想像するバッドエンドしか出てきません。ハッピーエンドなんて一切ありません
2.当作品は人によっては不快に思われる方もいらっしゃるでしょうが、それでしたらすぐにバックするようお勧めします。
3.当作品でどのような影響を受けようと、わたくしは一切責任を持ちません。
では始めましょう。皆様準備のほどはよろしいでしょうか?
『ミッチの冒険』
あるところにミッチという名前の生物がおりました。名付け親は見知らぬ者たち。ですが、本人にとってはその名前がよかったのでしょう。
ミッチと呼びかけると返事をし、それ以外だと一切しない。
いやはや頑固者ですね。
そんなミッチは今年で十歳。
外の世界に憧れていた本人はようやくといったところでしょうか。
なにしろミッチにとっては外の世界など『未知』。たまに見知らぬ者たちが教えてくれますが、そのおかげでミッチの好奇心は刺激されていました。
それに、『十歳になるまでここから出るなよ』とその者達に言われましたので、それを忠実に守っていましたから。
そんなある日のこと。
本人の感覚的に十になったので『外』の世界に出た瞬間――――
――――彼は百の銃弾に撃たれ、絶命してしまいました。
彼とはまた違った骨――――それが人間の骨であることを知らず――――が発見されたせいで。
とまぁ最初の話なので結構軽めでしたね。
え? どこも軽くない?
そうですか? 私はただ今回の語りが異様に楽だったなぁと思っただけです。
普段ならもっとどす黒い話ができるんですがねぇ……
いやはや。価値観が違いますとどうしても分かり合えませんか。
いいでしょう。次あなたがまたお見えになるときには、もっと、もっと、もっっっっっっとどす黒く、話を聞いて心底後悔したと思えるようなものをご用意いたしましょう。
それではまたの機会に。
初ホラー。ある程度加減した感想なら大歓迎です。




