ワライボッチ
グロ表現あるので 好まない方はブラウザバックお願いします
山田君は転校してきてから いつもひとりだった。
だけど山田君はいつもニコニコしてて、とても明るい子なのだ
なのに友達はいなかった。
普通一人ぼっちの子は乱暴だったり、すごい暗い子、うまくクラスになじめないから
そのポジションに落ち着いてしまうのだとばかり
私は思っていた。
だけど山田君はそのどれにも当てはまらない
まるで望んでひとりぼっちになってるように見受けられた
ある日イジメっ子の樋渡らのグループが、登校前に山田君の上履きを隠しているのを私は見た
本来、上履きを元に戻したり、その行為を咎める事が正しかったのかもしれないが
私は山田君がその陰険ないじめに対して、好奇心から見て見ぬ振りを決め、山田君が登校してくるのを待った
少しして、山田君が教室のドアを開け、入ってきた
私はにたにた笑っているいじめっ子グループから離れた場所からその様子をのぞくことにした。
色んな人が歩いて、汚れた廊下を歩いてきたのだ
靴下は当然かなり汚れている・・・なのに山田君は
笑っていた
いつもと変わらず自分の席についた。まるでなにもなかったかのように。
面白くないと思ったのだろう、樋渡らはその後イジメをエスカレートしていくことになる
ひとたびトイレの個室に入ろうものなら、モップでドアを塞ぎ中から水をかけた
でも彼は声をあげて笑った 異常だ
給食のスープの中には、虫やゴミが入ることが当たり前になった
でも彼はそれを笑いながら食べた 異常だ異常だ
体育倉庫に一晩閉じ込められたということもあったとか
翌朝見つけられた時も彼は笑っていた
異常異常異常異常異常異常異常異常異常異常
その行いをクラス全員が気づいてはいたが、次のイジメのターゲットになるのを恐れ
教師は自身のクラスで問題があるということが漏れるのを恐れ
私を含め誰もがその行いを無い事にした
それでも、山田君は笑っていた。一度もその表情を崩さず 抵抗もせず
ただ 不気味なくらい満面の異常な笑みで にたにたと
ある日の体育の授業で山田君はあのグループに暴行を受けていた
蹴られ、殴られ、のしかかられ、バスケットボールの硬い皮のボールが容赦なく投げられた
ただ頭を押さえうずくまっている 顔は見えない
ただそれでも彼は笑っているのだろうと確信していた
「オラ泣けよ 辞めてくださいっていってみろよ!」
「ちょーしぶっこいてんじゃねぞごらぁ!」
「いつもにたにたしててきめぇんだよ!」
勢いを増した、ひどい罵声と暴力が飛びかったがその中で
「ふふふふ・・・・」
山田君は声を出して笑った
「なんだよきめぇんだよ!!」
「うざったい笑いしてんじゃねーよ!」
「何がおかしいんだよてめぇ 」
「楽しいじゃない」
いつものあの異常な満面な笑みで山田君は右手にもった銀色の閃光を放つ刃をふるった
銀の刃は樋渡の喉を切り裂き、鮮血が降り注ぎ そして樋渡は虚ろな瞳で動かなくなった
「う、うわあああああああああああああ」
すぐさま体育館中を悲鳴が響き渡った
「楽しいじゃない 君たちをどう殺そうか考えるとさ あーあー後悔でゆがむ顔を拝むためとはいえここまで大変だったなぁ ねぇ?」
振り返り 恐怖から尻もちをつき失禁しているいじめグループの一人にカッターの刃をおしつけた
「ひ、ひぃ 俺が悪かった ごめん謝るからごめん許してくれ!!」
「ねぇ 土下座して命乞いしてよ 聞いてあげるからさ」
なりふりなどかまっていられなかった彼はすぐさま地べたに顔をつけた
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい 命だけは命だけは助けてください 何でもしますからぁ」
「何でもしてくれるの?」
「何でもするだから命だけは助けてください」
「そっかなんでもしてくれるのかぁ」
「は、はい」
「じゃあさ」
地がまだ滴っている刃を向けた
「は?なななななな」
もう言葉を発することさえかなわず
返り血で穢れた笑顔で山田君は
「死んで頂戴」
刃をふるった
「あはははははは 面白い 面白いねぇ」
「言っておくけどここにいる全員が処刑対象だからね? 楽しみにしておいて」
この日私たちのクラスはこの学校から消えた
たまにはこういったジャンルも書いたほうが勉強になるかなと思って書きました
感想いただけますと励みになります




