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森に捨てられた赤ん坊に転生した俺、勇者の物語を演じる若い旅芸人一座に拾われたため、せっかくなので本物の勇者パーティーに仕上げてみた  作者: マキ・シモ


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チートなし?の制限だらけの異世界ライフ

続きをどうぞ!!

あああ・・マジか・・この異世界は無理ゲーっぽい・・・と喚いてみる。


確かにラノベやなろう系でよくみる【チート】は最初から一切与えられなかった。

その理由を聞いて、妙に納得・・・てか完全にジゼラスというバカ女神の失敗だ。


「福成様・・・申し訳ございません・・・・この娘がこの世界の基本設定の作業中にマニュアルをよく読んでおらず、難易度を高く設定してしまったようです」


「そんなのアリなのか?!ッ」


「だって、設定って面倒くさいじゃないッ・・おねえちゃ・・会長」


「お前は黙れ!!!」


上位女神で会長のカーミシャーが再び全力でバカ女神の頭を地面にぶつけた。


「それでチートらしいチートなスキルは与えられないわけだね?」


「実はちょっと違うのです・・・与えられるが、復活する魔王にはあなたのチートは時間が経つと無効になるのです」


「無効っすか?!ッ」


「はい、初期設定では異世界転移者や異世界転生者による魔王討伐が選択されてませんでした」


「はああ?・・・どういうこと?以前、魔王を討伐したのは異世界だったじゃないか!ッ」


「そこなのです・・・初期設定では本来なら倒された魔王が復活しないのです・・・時間が経てば、別の魔王が現れます・・・」


「で?」


「選択ミスで異世界人に倒された魔王が復活すると設定され、倒されれば、倒されるほど強くなって、復活する・・・それと異世界人の転移者・転生者による討伐の時間経過無効を設定されているため、この世界で生まれ育った勇者ではないと、何度も復活する魔王を絶対に討伐できない・・・次の魔王は育てられないし、復活した魔王はどんどん邪悪になっていく・・・」


「無理ゲーでクソゲーの設定じゃないか!!ッ」


「各世界の設定は非常にデリケートなのです・・・でもこの娘は・・・」


「だってしょうがないじゃない!!その日は新発売のスイーツがあったんだもん」


この世界の女神が無言で超強烈な往復ビンタされたのを言うまでもない。


「それでは俺はどうすればいいのか?・・・勇者になれないし、勇者になっても、魔王を倒しても、いずれ復活するってことだろう?」


「はい・・・それが判明したことで転生者のカウンセラーをこの世界の勇者パーティーを育てる対策が決まったものの・・・・間違って、来る予定のなかった福成様を転生させてしまった・・・」


「だって名前は似てたんだもん!ッ」


今度はこの世界の女神が顔面膝蹴りを食らった。


「俺はチートスキルをもらっても魔王討伐できないってことかな?」


「一応、魔王を倒せるが、いずれにしても復活し、より邪悪なものとなるのです」


「それじゃ・・・俺が討伐しない方がいいんだな・・・」


「はい、その通りです」


「本来ならカウンセラーが呼ばれて、勇者パーティーを育てて、魔王を討伐させるってことだね?」


「はい、その通りです」


「わかった・・・正直納得できないが、この世界に転生した以上、やるしかない・・・どうせ、もう元の世界には戻れないのだろう?」


「はい、その通りです・・・申し訳ございません」


「それはもういいって・・・やるよ・・・カウンセリング・・・この世界の勇者パーティーを育ててみせるぞッ!!」


「本当ですか?!」


「あああ・・・どうせ、次の転生者は俺がいる限り絶対に呼ばれないのだろう?」


「はい・・・その通りです・・・よく気がづきました・・・それもこの娘の初期設定を誤ったことによるものです」


「あたしは悪いくないもん!!!・・・あう・・ひでぶッ」


女神ジゼラスがブレーンバスターをかけられ、どこかで聞き覚えのある断末魔を言い放った。


「それでは、一つ考えたのですが、これからスキルのリストを作り、全部、俺に付与してほしい・・・そしてそれらの活用についても説明します・・・俺の考えが間違ってなければ、初期設定による制限を抜けられるかも知れない・・・」


「本当ですか?」


「まずはメモ用紙よボールペンをくれ!!」


急いで付与してほしいスキルとその活用方法を書いてみた。上位女神のカーミシャーがそれを読んで、目を大きく開いた。


「マニュアルを確認します!!」


上位女神とボロボロになったこの世界の女神がマニュアルを調べた。


「こんな抜け道があったなんて・・・思いもよりませんでしたわ」


「抜け穴を探すのは得意だったんだ・・・それでは付与をお願いします!!」


「はい!!!」


スキルが付与され、それから魔王についてのレクチャーが行われた。

すべて終わった後、俺が赤ん坊の体で夢から目覚めた。


「うぎゃあああ!!」


「ガキ目覚めたじゃねえか!!」


「ワタシが見るのです!!」


「頼みます!!」


「俺は寝るけど・・・」


「はあ?バッカじゃないの?!座長は牛の乳を搾ってこい!!」


俺はこれから大変な異世界ライフが待っていることを覚悟し、赤ん坊のうちだけでもそれを喚いてやろうと思ったので思い切り泣いた。


一応、腹減ったとおしっこだったけどな。



次回の更新は2月5日(木)

日本語未修整。

ほんの少しでも「面白い」や「続きが読みたい」と思っていただけたら、応援、コメント、指摘、ダメだし等々をいただけたら、すごく作者の励みになります。

よろしくお願いいたします。


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