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森に捨てられた赤ん坊に転生した俺、勇者の物語を演じる若い旅芸人一座に拾われたため、せっかくなので本物の勇者パーティーに仕上げてみた  作者: マキ・シモ


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女神の妥協案

続きをどうぞ♪


女神の妥協案は酷かった・・・完全にミスを隠蔽する気満々の提案だった。


「ねえ、今回のことを黙ってくれるのなら、好きなだけチートなスキルとモテまくり

の人生を与えるよ・・・どう?いいでしょう?」


「いやいやいや・・・俺を殺しておいて、新しい人生をあげるって・・・納得いかないでしょうが・・・」


「どうせ、ろくな人生にはならかったでしょう・・・今回はバラ色の人生をあげるのよ・・・何が不満なの?」


「おい、おい・・・まずは謝罪だろう!」


「アタシ・・・女神だよ・・・一般人に謝罪するわけないじゃないッ」


こいつは完全にクズ・・クズである。


「俺の人生を返せ!!ッ」


「孤独死まっしぐらの人生だったのよ・・・アタシがそれより遥かに素晴らしい提案してあげてるのよ・・・バッカじゃないの?」


「てめーのミスだろうが・・・」


「そんな細かいことを気にする?小さい男ね・・」


こいつのクズっぷりはガンジーが助走をつけて全力で殴るレベルのである。


「ああああああ!!!!マジで腹立つわッ!!」


「本当に情けないわね・・・このまま記憶を消して、戻すよ?そして別の人を転生させて、あなたなんか用済みよ」


こいつが言い出すことは聖徳太子が耳を疑うレベルのものばかりである。


「自分のミスなのに俺を脅すのか?とんでもない女神じゃねえか!ッ」


「アタシは尊重してあげてんの?わからないの?」


もうダメだ、全力で殴りそう。


「聞き捨てられないことを聞いたわ・・・説明してくれるのでしょうね・・・ジゼラス」


俺と女神が同時に後ろへ振り向き、そこに立っていたは神々しい存在を見た。


「おねえ・・会長?」


黄金のような美しい長い髪、黄金の瞳の女性が立っていた。


「まずはわかっているようね?」


「ごめんなさいおねえちゃん!!」


神々しい女性がジゼラスの頭を片手で掴み、全力で体ごとを地面に伏せた。

頭が地面にぶつかる音が響いた。


「ワタシにじゃないだろうが・・・そこにいる男にしろコノドアホオオオ!!ッ」


「ひいいい!!!ごめんなさいいい!!!タッ君!!!」


「はあ?タッ君?!!ちゃんと謝れえええ!!!」


「申し訳ございませんでした、福成工様!!!私の全責任ですううう!!!!どうか、どうかお許しをおおおお!!!!」


額から血がドバドバと流れながら、女神ジゼラスが全身全霊の謝罪?をした。


「私からも申し訳ございません・・・私の管理不行き届きです・・・どうかお許しください・・」


神々しい存在である会長が謝罪してくれた。


「別にいいですよ・・・但し賠償を支払ってもうらう」


「ええ??!!」


ジゼラスは不満を表したが、またすぐ頭が地面にぶつかった。


「お前は不平不満を言う資格ないわあああ・・・このバカ!!!!」


会長と呼ばれていた神々しい存在が再びジゼラスをひれ伏せた。


「申し訳ございません!!!!」


「それはもういいって・・・損害賠償の話をしませんか?」


チートなスキルは別にして、今なら転生先での生活に便宜を図ってもらうぞ!!


「わかりました、仰る通りですね・・・大変失礼しました、私はこのバカ娘の管理者で姉、そして神々会運営法人【転生者協会】と女神管理組合の会長のカーミシャーと申します」


「管理組合??・・・随分と世俗っぽいですね」


泣いているジゼラスを無視し、俺は女神カーミシャーに話した。


「世俗っぽいと言いますが、管理し易いようにまとめているだけです」


「そうですか・・・それでは話そうではありませんか?・・・正直、深く傷ついているよ・・・僕」


いやらしい言い方だが、このチャンスを最大限に利用しないと・・・これからの異世界ライフの充実のため。


「わかりました」


女神管理組合の会長のカーミシャーは会議用のテーブルと椅子を出現させた後、俺に席に座るように促した。






次回の更新は1月29日(木)

日本語未修整。

しつこいようですが、応援コメント、指摘、ダメだし等々をいただけたら、すごく励みになります。

よろしくお願いいたします。

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