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森に捨てられた赤ん坊に転生した俺、勇者の物語を演じる若い旅芸人一座に拾われたため、せっかくなので本物の勇者パーティーに仕上げてみた  作者: マキ・シモ


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10/10

それから5年が経った・・・

お待たせしました・・・連載再開です!!

ダミンゴスの森で旅芸人一座に拾われてから5年が経った・・・

時間の流れが速いな。


5歳になった俺、養母であるインガーに言われて、養父であるオガースタス座長とちょび髭おじさんのリオーニダスを手伝いに行った。


養父(とう)さん・・・僕は手伝うよ」


「おお・・ジョージ!!ありがとうな・・・そうだな、椅子を並べるのを手伝ってくれ」


「わかった・・・あれ?・・・トリビーレンおじさんは?」


「チラシ配りに行っていただいているんですよ」


「そうそう・・・今夜は久々の興行だからな」


「そうか・・・僕はもう舞台に出れるの?」


「どうでしょう・・・どう思いますか、バイオレッタ?」


「いいんじゃない・・・芸人になるならそろそろ自分で稼がないとね」


「おい、おい・・・俺の養子(むすこ)を働かせるつもりか?・・お前ら」


「僕・・・働きたい!!」


「ええ?いいのか・・・ジョージ・・・お前はまだ5歳だぞ!!」


「だからこそいいのです」


「インガー?!お前・・・俺たちの養子(むすこ)だぞ」


「ジョージ・・・働くのは嫌なのですか?」


「いいえ、むしろ僕が働きたい・・・養母(おか)さん」


「ワタシたちの子はとても頭がいいのです・・・過保護になるのは反対なのです」


「わかった、わかった・・・」


「珍しいな・・・ハゲ座長がこんなに早く折れるのは・・・」


「そうですね・・・非常に珍しいですね」


「ワタシもお二人の意見に同意なのです」


「お前ら・・・いい加減にしろッ」


そんなほのぼのとした日常がしばらく続くかと思った矢先にトリビレーンが慌てて帰ってきた。


「おおいいい!!!大変なことになったぜ!!」


「どうした!!トリビレーン!!」


「シエテ公国公認の勇者・・・あのケーチルロスがこの国に来てるぜ!!」


「はああ?・・・あの野郎め!!」


「あのキザな男は勇者ではないと思います!!」


「あのエセイケメンは好きではないのです!!」


「きゃああ!!!!ケーチルロス様!!!!!」


全員は目がハートになっているバイオレッタを見た。


「何を・・・好きだもん・・・文句あんの?」


「お前さ・・・忘れたのか?」


「あの屈辱が忘れられませんよ」


「忘れる分けないのです」


「あの野郎・・・ぶちのめすぜ!!」


「何があったの?」


正直、赤ん坊だった頃に一座の話がずっと聞いてたので何かあったのは知っていたけど俺がこの世界に転生する前の話なので、敢えて知らないふりをした。


「そうか・・・ジョージが生まれる前の話だったな・・・」


「では座長・・・ジョージに説明しますね」


「頼むのです・・・リオーニダスさん」


「こほん・・・それでは・・・・(ここで物語の都合上割愛させていただきます)」


最初一座としてではなく、本物の勇者パーティーを目指してたものの、最初のクエストに14歳で勇者認定されたケーチルロスと出会った・・・そして全員は心が折れた・・・そしてそして旅芸人となった。


「僕は養父(とう)さんたちは強いと思うよ・・・あの勇者に負けないぐらい強いと思う」


リオーニダスの簡単な説明を聞いた後、全員を見て、俺は言った。


「ありがとうな・・・ジョージ・・・勇者がいるかいまいかは関係ない・・・今夜興行だぞ!!」


養母(おか)さんであるインガーが俺の頭を優しく撫でた。


「ジョージがとても優しい子なのです」


「そうですね・・・やりましょう」


「おう・・やるぜ!!」


「あたし・・・ケーチルロス様に会いたいわ」


「お前ッ・・・」


「わかっているわよ・・・きちんと頑張るわ・・・あの人好きだけど・・あたしだって忘れてないからね」


「おう・・・いつか見返そうぜ!!」


「そうですね・・いつかはそうしましょう」


「ああ・・・やるぞ!!」


「あの時より強くなったのです」


「僕も頑張る!!ッ」


俺たちが一丸となって盛り上がっているところに突然後ろから声が聞こえてきた。


「おい、おい・・・この辺から負け犬の匂いがプンプンするぞ!!」


「兄貴・・・それを言ったら可哀想ですよ・・・あの人たちは一応勇者パーティーを目指したことある方々のでね」


「ああ・・そうですわね」


「売れない旅芸人の一座に見えるけどな・・・ハハハ」


「蹴散らしてもいいのですか?・・あたいは負け犬キライでね」


俺たち全員は後ろへ振り向き、シエテ公国の公女、ミルーザ・パーシニョウス殿下が正式と勇者パーティーとして公認した【白銀の銀河プラチナ・ギャラクシー】の面々が立っていた。


光り輝くミスリルの鎧を着た、金髪で青目の若い人族の美男子の魔法剣士である勇者の周りにパーティーが立っていた。

聖騎士(パラディン)兼治癒士で勇者の兄であるコーパトン・ギンク、盾持ちタンクのリューゴ・コンステンチン、斥候で勇者の公私パートナーのアンーネ・バリカス、攻撃魔法に特化した魔法使いのオーレンディナス・キャバジロがあざ笑うような目で俺たちを見ていた。


「お久しぶりです・・・栄光の跳躍板グロリー・トランポリンの皆様、元気で何よりです」


勇者ケーチルロス・ギンクが穏やかな声とどこか見下すような目で俺たちに声をかけた。


次回の更新は3月27日(金)

日本語未修正。

ほんの少しでも「面白い」や「続きが読みたい」と思っていただけたら、応援、コメント、指摘、ダメだし等々をいただけたら、すごく作者の励みになります。

よろしくお願い申し上げます。

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