学院編 1年 テスト
入学式から2か月がたち学院生活を楽しんでいたのだが事件が起こったのだ
「勉強が分からん」
剣のことだけを学習するのではなくしっあり数学などを勉強するのだが俺はおそらく強さに全振りした脳筋タイプだったようだ、ちなみに赤点だと補習プラス留年に近づくのでなんとしてでも50点台にいきたいのだ
「だっ大丈夫ですか?」
アイルが心配そうに声をかけてくる、それに俺は
「ハッハッハ勉強無理ー」
諦め情けない声で、それを聞いたアイルが
「なっなら教えてあげっます」
「マジで!有り難うアイル」
アイルの手を握りブンブン手を振る
「わっ分かりましたから~そこまで喜ばなくても~」
――――――――――――――――
「アイルの部屋って綺麗だな」
俺はアイルの家で勉強することになったのだ、始めて女子の部屋に来たなーユニの家にも行ったことないしー
「ユウシさんあのーお茶淹れてきますね」
そしてアイルが台所に行ったその時
「ん?なんだあれ」
床に謎のレバーがあった、
俺は好奇心で引いてみたそしたら
「うぉーパンツ!?」
床が開きそこには下着があった、床に収納スペースがあるとは思わなかったぜ
「きゃーー!」
「あっアイル?」
パッチーン
「痛いー」
「変態なんですか!?」
ごっごめんつい、というとアイルは許してくれた、良かったー
「それで勉強はどれくらいできたんですか?」
「それがですねーどれも分からなかったんです」
「分かったわ全部教えてあげる」
できれば保健もって言うと怒られた。そしてこの日は夜まで普通に勉強し、次の日
「ユニーおはよう」
「ユウシーアイルさんの下着を見たって本当?」
なぜバレたっまさかあっ!あそこにアイルがいやがる、実は許してなかったらしい、
「分かってるでしょうね」
「わかんないなーハハハ」
キレたユニは手をボキボキ鳴らしながら
「この変態がーアイルさんの代わりに裁いてやるー」
「ギャー」
今日の朝はかなり目が覚めた
テストまで残り18日
俺は毎日勉強している、魔法教科は全て分かるのでとばせるが他の教科が何一つ分からん
「なぜだ、なぜなんだー勉強ムリー」
本格的にまずいアイルにはもう教えてもらえないしーユニも教えてくれないし独学かー
「おーいユウシー」
「ザントじゃん」
「お前バカだから教えてやるよ」
「マジか有り難うザント」
「ところでユウシ、剣士学院にある不思議があるんだ」
「なんだよそれ」
「実はな剣士学院のスタジアムに地下があるらしいんだ」
内容は剣士学院のスタジアムに地下があるらしくそこには秘密兵器や死体があるという、それに好奇心を持ち俺は
「行ってみようぜ」
「そうだなっん?テストは」
「どうでも良いだろハッハッハ」
俺は笑いながら誤魔化した
そして次の日の夜の学院にて
「よし侵入できたなザント」
そうだなっとザントが言う、その時
「なにしてんのかなーユウシーザントー」
まさかっと後ろを見ると、、ユニだ
「ユウシ~!バカなのに勉強もしてないなんてどうしようもないじゃん!」
「俺のことなんてユニにはどうでも良いでしょ、てか俺に留年してほしくないんだね、なんで?まさか一緒に卒業したいから?」
それを聞いたユニは顔を真っ赤にして
「べっ別に!幼なじみとして心配してるだけでうっぅー」
そこに呆れたザントが
「まったく早く行くぞ」
そして学院のスタジアムに向かう
「よし着いたなザント」
「そうねユウシ」
なぜついてきてんの?というと別にいいでしょと怒鳴られた
そこにザントが
「早くスタジアムに入るぞっまったくお前ら俺の前で痴話喧嘩すんなよあーあ見せつけはウザいなー」
「「なっなんだと~!」」
ユウシとユニが同時に反論して来たのでザントはクスッと笑う
そしてスタジアムの地下に繋がる入り口を探していると
「何をしているお前!」
あの時俺に椅子をくれた怖い顔の先生が来た
「すっすみません」
ザントとユニがどっかに隠れやがったので俺だけ生徒指導室に行ったので
「よしっじゃあ探すかユニ」
「そっそうね!」
ユウシが生徒指導室に行ってもお構いなしに探すのだ
そして遂に、
「うぉっユニ!見つけたぞー」
「本当!スゴいじゃん早く行こうよ」
そして誰かさんを置いてきぼりにしてザントとユニの二人は地下に行ったのだった、
――――――――――――――――
「まったくユウシ!お前頭が悪いのに勉強もしず夜の学院に潜入するとはな良い度胸してんじゃねーか」
「あはは誉めすぎですよー」
先生の木刀が床を突き刺したので俺はふざけるのを止めた
さーてあいつらは俺を置いてなにしてんだろーと考えていると
「ユウシなんでここに来たのだ?」
「実はですねスタジアムに地下があって、そこに何かがあるらしいんですよ」
俺の説明に先生が真剣に聞いている、こういう真剣に聞いてくれるのはこの先生の良いとこなんだよなー、
「それが本当なのか分からんがもう帰りなさい」
「はーいさっさと帰らさせていただきまーす」
そして俺は学院のスタジアムに行くと、ザントとユニがいなかった、まさか地下に行ったのか、入り口はどこなんだ?
見つからないので諦めて帰ろうかなーと思った時、スタジアムの下から
「「ギャー!!!!」」
その叫びに気づいた俺は猛スピードで走りさっきの叫びが聞こえた辺りに行くと、これが地下に行く扉か、さっきの叫び声はおそらくザントとユニのか
チッ俺は舌打ちした、
「行ってみるか」
そして俺は地下に続く扉に入り闇に消えていった