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あの日消えた勇者は幼なじみだった  作者: ダイウ
プロローグ
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プロローグ  消えた幼なじみ

 その日はいつもの平和な日だった、いつもと違うと思ったのは村の広場で号外が配られてざわざわしていたことだ


 俺はその号外を受け取ってすぐに読んだ


 そこには…

(勇者ユニが魔王戦により消息不明!!)と…


 他の人には大変だな~と思うだけのことが多いかもしれないだが俺は涙を流していた


 「そんな、、うっ」


 そりゃそうだと思う、なぜなら俺は勇者ユニとは幼なじみの関係で仲が良く俺の好きな人なのだから


 広場の人はなぜそんなに泣いてるのか不思議そうな顔をして見てくるがそんなのも気づかないぐらい悲しんだ、泣いた


――――――――――――――――――――――――


 そしてユニの葬式があげられた、まだ亡くなったと決まってないのに、そしてお経が唱えられている


「今まで有り難うなユニ」


 まだ亡くなってないのに


 その時学院時代の友人のザントが来た


「なに泣いてんだよテメー」


 ザントの拳が俺の顔面にめり込んできた、俺の弱さを吹き飛ばすために、、、


「なに殴ってんだよザント」


「まだユニが死んだと決まったわけじゃねーだろーガッ」


 その通りだった俺はなぜユニが死んだと決めつけたんだ、好きな人をすぐに死んだと決めつけ俺は本当に好きなのか、好きなら少しは生きてるという希望をもてよ俺!


「ごめん」


そしてザントが口を開き


「これから俺は自警団としてユニのことを調べてくる」


「ザントは立派だな、俺は勇者になる訓練すらもサボってんのに」


 俺は一回黙り


「ユニを探すには地方に冒険できる権利、勇者ランクにならないと」


「頑張れよ竹馬の友よっ」


「おうよザントこそ調査頑張れよ」


 そしていきなり静かになり、ザントが口を開き


「ユニか久しぶりに聞いたな、ユニが旅に出てもう1年はたってるもんな」


そうだな、そして俺は今ユニや皆との過去を走馬灯のように思い出していった、、、

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