第22話
相変わらず遅筆、申し訳ありません。
それと、前話で部長が連絡を取ったのは、学生時代の友人達です。少し文章を追加したので、ここで連絡します。
よろしくお願いします。
前話のあらすじ:
社長(+秘書)と部長の会話。
仮名『特殊エフェクトB』のテストを実施した翌週、今日は鷲見先輩と一緒に『お社』へお詣りする。
前回のテスト時に、神様から呼び出しを受けたからだ。
先輩と合流する為に、指定された場所で迎えを待つ。移動用に貸与されていた車は、手元に無い。
先週、火曜日以降は仕事が出来なかったので、メンテナンスの為に一度会社に戻されたのだ。
それにしても先週は大変だった。
前回のテスト後、翌日朝になっても疲労が残っていたので部長に報告したら、指定病院の予約をされてしまい、午後から検査を受ける事になる。その日はそのまま入院、翌日に出た診断結果は『軽度の疲労』。少々気不味くはあるが会社に報告した際、無理せず休む様に言われた時は転職して良かったと感じたものだ。
そろそろ時間だ。
周囲を見回して社用車を探すと、目の前のコンビニから出てくる先輩と目が合う。相変わらず小柄な体格だ。
ああ見えて、見掛けによらず先輩は体力がある。だが、今日のテストに耐えられるだろうか?それを思うと、つい溜め息が出そうになる。
仮名『特殊エフェクトB』。部内では、『特B』もしくは『神降ろし』で呼ばれていると竹崎さんが教えてくれたそれは、見た目以上にキツいものだ。
このままではゲームとして商品化出来ないのは明白なので、この一週間で調整されている筈だ。本人も開発者として参加している以上、恐らく見通しが立っていると思われる。そうでなければ、部長だって許可は出さないだろう。
それでも心配になる。負荷が軽くなっていたとしても、態々名指しで呼び出されたのだ。神様の意識は彼女に向かうだろう。当然、圧は彼女に集中する事になる。それがどうにも不安だ。
今更考えても仕方無い。
部長達の判断を信用して、テストに向かうしかないだろう。いざという時は、一緒になって謝り御祓を受けるだけだ。
そう覚悟を決めると、先輩と合流して『お社』に向かう。そして、改めて『特B』のテストを行った。
結果として、心配は全くの杞憂だった。
パラメータ調整は改善の余地があったけれど、先輩は一切ダメージを受けなかった。此方は何故か、前回より軽めとはいえ負荷を受けている。
『そういえば先輩は、リスク管理が上手だったなぁ』
テストを終えて帰社する先輩を見送った後、車の中でそんな事を思いだしながら仮眠を取る。
今日もやっぱり、テスト1回で業務終了となるのだった。
後で内容を追加すると思いますが、遅れているので一度投稿しました。
読んでくれた方がいれば、ありがとうございました。




