閑話3 地元の友人との語らい 2
最初は友人を農家王にしようと思いましたが、作中最強人物みたいに印象付けてしまいそうなので、変更しました。友人達は今後あまり出番が無い予定なので。
また、今回で会社に所属した経緯は終了です。
よろしくお願いします。
前話のあらすじ:
幼馴染み夫妻と会って、昔を思い出した。
相変わらずだった幼馴染みの話を聴き、次はこちらのターンだ。
だけど社内秘は話せないし、それ抜きで今の勤務環境を話せば、休業中か辞職または解雇を疑われてしまう。
迷った末に、今の会社に所属する事になった理由を話す事にする。まだ二人には話した事は無い筈。
一年前の出来事を思い出し、少々愚痴混じりに語る。
以前は派遣会社に所属し、システム運用としてあちこちに派遣されていたが、もともとはPGを希望していた。まあ強く希望した訳でもないし、流される様に働いていた時、派遣先の開発部署責任者に声を掛けられて転職する事にした。この人とは別件の仕事でも顔を合わせていたし、PG希望を話した事もある。『悪い事には、ならないだろう』何となくそう思い、転職したのが一年前。
ところが転職先はすぐに買収され、声を掛けた張本人は親会社へ出向。当然のように開発部署への異動も無く、運用として元同僚と気不味いまま働く事9ヶ月。企画課への移動となった。
正直なところ、9ヶ月も経てば気不味さも(表面上)は無くなる。
どうせなら、もっと早く移動させてくれれば良かったのに。その時はそう思った。
そして企画課での日々。
課長の指示のままに色々事務処理したが、『これって新人の仕事だろうか?』と思った事は数知れず。その後は初めての企画案が通った直後、また移動となり今に至る。
『今の部署は?』いや、正直よくわからん。
実はまだ準備中みたいなんだ、所属部署。所属は部長と二人だけ。部屋は他部署に間借りというか、部長が統括する他部署に間借りしている事になっている。まるで、必要だから形を整えた感じだ。そもそも、課長が言ってた『移動が決まった時期』も辻褄が合わない…、ってこれは不味いかも。
兎に角、今の部署はよくわからん。この周辺で在宅勤務かフィールドワークだから、偶には声を掛けてくれ。
あぁ、これも際どいか?まあ、あのテスト内容なら、周囲に勤務状況はすぐ気付かれる。昼間三人で『お社』にいた事、親に知られてたし。
そう締めくくると、何故か優しい眼差しを向けられる。
やめろ、違うぞ『一』、解雇じゃ無い。仕事に疲れたとかじゃない、畑仕事とかやらないぞ。勤務時間にそんな事してたら、本当に解雇されるだろうが。今は暇でも、いずれ忙しくなりそうだから。言ってて悲しくなるけど、多分この勘は外れていないぞ。
そんな感じで、互いの近況や昔話をしながら友人と楽しく過ごしたが、この時の勘は悪い意味で外れる事となった。
主人公は会社に違和感を持っています。疑っています。
また、会社合併後一年なので、以前の所属会社毎の人間関係が強めとなっています。その影響で、主人公は一人だけ、人間関係を(ほぼ)最初から構築しなければなりません。
以上の理由で、(無意識に)道化気味に振る舞って周囲を観察しています。
読んでくれた方がいれば、ありがとうございました。




