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第百四話 「驚かせたみたいです?」 

…申し訳ありません。本当に話が浮かばないので、現状を打破するために今話はリハビリとして書きました。本当に申し訳ありません。

いつもの朝の鍛錬を終え、朝食を食べ終えた俺たちは一旦それぞれの部屋へと戻る。


「…よし、ちゃんとあるな」


俺は昨日の内に用意していた袋の中に必要なものが入っているのを再確認すると、俺は袋を持つとそのまま玄関へと向かうと玄関にはすでにエルたちが待っていた。


「あ、悪い。俺が最後か?」


「ううん。私たちもちょうど今来たところだから」


「そうそう、気にしないでいいから!」


「そうか。まあ、それじゃあ行こうか?」


「「「「「お~!」」」」


謝りつつ近づくと気が付いたエルが最初にそう言い、続くようにティアがそう言ってきたので、これ以上気にするのは逆に迷惑かと思った俺はそれ以上謝るのをやめて、出発の声を掛けるとエルたちも今日を楽しみにしていたのかそろって声を上げ、その勢いのまま俺たちはメイドたちが用意してくれていた馬車に乗り込むと目的の場所へと出発したのだった。



それから馬車に乗ること、一時間後。俺たちは目的地に到着した。


「うわ~! 凄い~!」


「綺麗ですね~!」


そして、最初に馬車から降りたティアは目の前に広がる光景は幻想的とも言えるだろう。緑豊かな森の三割、そして残りはすべて地下から湧き出る地下の天然水によって作られた広大な湖だった。


「よし。それじゃあ、俺とフェイは外で着替えられるから、皆は馬車で着替えて来て良いぞ?」


「ありがとう! それじゃあお言葉に甘えて、リリィ、行こ!」


「あ、ティアさん!待ってください…!」


「ティア、はしゃいでる」


「ええ。微笑ましいですね」


今日がよほど楽しみだったのか、ティアはリリィの手を掴むと馬車の荷台へと走り、リリィも少し困った表情を浮かべながらも引っ張られる形で一緒に走っていく。

そして、その様子をエル達が何処か微笑ましげに笑いながら歩いて馬車へと向かって歩いていくのを確認して、俺は後ろにいるフェイの方へと振り替える。


「よし。それじゃあ俺達も着替えるか?」


「そ、そうだね…」


なにやらフェイの表情が硬いような気がするが、俺は気にすることなく降りるときに持ってきた水着の入った袋をもって林の方へと向かおうとしたとき、視界に入ったフェイの表情は何か覚悟を決めたかのようだった。


「さて、それじゃあ少し離れて着替えるか」


「え、う、うんっ、そうだね!」


「?」


離れて着替えるという事に妙に嬉しがったフェイに俺は内心で首をかしげながら、俺はフェイから少し離れたところにある林の中へと入ると服を脱いでいき、袋からイシュラに作ってもらった、ギフト・スネークの皮を利用して作ってもらった紺色のトランクスタイプの水着を履くと感じたのは、ひんやりとした感覚があったが、すぐに肌の体温に馴染み、伸縮性などを確認するために何度か足を上げたり、飛び上がったり、走ったりしたが、思っていた以上に伸びも良くいい感じだった。


「流石、イシュラ。いい仕事をしてるよ」


俺は思わず、誘ったが仕事があるために断念したイシュラに感謝の念を抱きつつ、俺は着ていた服を綺麗にたたんで袋へと入れると、服を置いてくるためにいったん馬車へと戻ることにした。


「フェイ~、先に戻ってるぞ~!」


「うひゃいっ!わ、わかったから、先に行ってて~!?」


「お、おう、わかった」


なにやら、女の子のような声を上げるほどに驚いフェイに申し訳なくなった俺は、返事をするとそのまま急ぎ足で馬車へと戻った。


そこで、ちょっとした楽園を見た。なぜならそこには水着を身に纏ったエルたちの姿があったからだ。

次話は、一月に三本はあげるように定期的に投稿をしていきます。本当に申し訳ありません。


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