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魂の七不思議編 魂が宿った何か

「3、2、1、どーん!。」

舞歌が理科室の扉を蹴り飛ばす。

「ちょ、強引すぎるって!。」

ガラン!ガチャガチャ。バタン。

「あ、少しやり過ぎた骸骨と人体模型が。」

蹴り飛ばした扉の下にバラバラになった骸骨と人体模型があった。

「…………仕方がない。次よ次。」

舞歌が蹴り飛ばした扉を架依の召使いが扉を直し次の所に行く。


「体育館。やっぱり聞こえるわね。」

キュ、キュ、キュ、キュ。

バスケットボールをやっている音。

「そんなことより、こっち。」

「え?そっちはプー………読めた。」

蜩が飽きれた声で言う。

害はないわよ、バスケをする霊は。ただの驚かせ役ね。」


舞歌が手招きする。

「ほら、早く。とびっきりの霊がいるわよ。」

「はあ、はあ。」

「いくらなんでも速いよお。」

二人は息を切らしいている。

ここはプール。プールにはパチャパチャと音がする。

音がするだけで何か見えるわけではない。

「これは入ると引きずり込まれるっていうのね。それじゃ行くわよー。」


「うわあ!。」

ドスン!。

架依が転ける。

「あ、思い出した。保健室に行きましょう。」

「えー。保健室って有名じゃん、七不思議。」

「お願いしますね。」

「はい」

架依の召使いが口々に言う。

「はい保健室ー。」

「やっぱりぽっこり膨らんでるわね。これで満足でしょ?。」

ベットの毛布が膨らんでる。

「ええ、それじゃあ、次ね。」

またどこかへ行く。


異世界の七不思議編 明らかに怪しいでしょ

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