特殊部隊S.J.S.とファイター
設定回です!ようやくあらすじと関係あります!
あまりにも長かったので、会話パートをそのまま3話にする事にしました。
今回かなり気合が入っています!
「それにしても最近遅刻がひどいぞ清澄。先週だって10分遅れたじゃないか」
「いやジェイクさん、あれは電車の遅延って言ったじゃないですか!………」
回る椅子をくるくるしながら、僕はジェイクさんの説教を適当に言い訳を言いながら過ごしていた。
いやだって30分もあれこれ経過してるし…
そもそも10分くらい良いじゃんよ。お風呂沸く時間よりも短いって…
「いいか、清澄。遅刻というのはすなわち『心の乱れ』
から起きている。そんなしょっちゅう遅刻するようなら、私が教えてきた『最強のファイター使い』には程遠いぞ。」
始まったよこの人。
これを言い出すといよいよ話が止まらないんだよなぁ。
「いいか、清澄。『最強のファイター使い』はなぁ_」
「お茶入れましたよー」
「いっておい!メガネ!!話を遮るな!!」
「いいんですか?ジェイクさん。折角日ノ森さんがお土産って送ってくれた、数量限定の緑茶なのに…」
「いいや、駄目だね。今日のところはここまでにしよう。おい清澄!!お前、ちょうどいいお菓子買ってこい!」
いや、また来た道戻るの!?面倒だなぁ……
心の中で文句は言えど、結局は逆らえないので、僕は渋々コンビニへ行くことにした
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30分後…
「おい清澄、遅いじゃないか。もうちょっと早く来れないのか?おかげでお茶が冷めたじゃないか」
いやジェイクさん、僕徒歩で来てるんですって。
そんな早く往復できるわけないでしょう。とか言いたくもなるが、ここはグッと堪えて。
僕達は束の間のティータイムを楽しむ事にした。
「いいか清澄、こんな時に『真のファイター使い』ならな、、、」
まーた始まったぁ…これは長くなりそうだ。
ジェイクさんの話がすごく長くなりそうなので、ここで
突然だが僕たちの事について話しをしようと思う。
ジェイクさんのずっと永遠に同じことを繰り返す説教よりも為になると思うので、最後まで聞いて欲しい。
まずは改めて、僕の名前は『岬清澄』19歳 『S.J.S』所属
『S.J.S』とは、政府が公認している組織、
『特殊部隊 save justice spirit』の略称である。
では具体的にどのような組織なのか。
それは先程からの会話から出ている『ファイター』について知らなくてはいけない。
そもそもファイターとは一体何なのか?
まずはファイターを作り上げる『生命エネルギー』について説明しよう。
『生命エネルギー』は大きく分けて3種類存在し、
1つは、人が思っている『欲望』
最もメジャーであり、一度に抱いた時に得るエネルギーは大きいが、1つの目的の為にほとんどのエネルギーを使用するため、応用力はあまりない。
1つは、人格を作るほどの『過去』
どれほどに深くその人の心に刻まれるかで、得るエネルギーは異なるものの、『欲望』と違い、エネルギーを様々な事に応用がしやすい。
1つは、もともとの素質『潜在』
特にこれといったきっかけがなかった場合でも、抱いている感情や無意識的にもエネルギーが生み出される。この場合は制御がしにくいものの、エネルギーの量や応用力もあり、バランスが取りやすい。
以上3タイプの『生命エネルギー』は、ある日、ふとしたことがきっかけで増幅すると、やがてそれが形となり、
その人の意思で動かし、制御ができるようになる。
『自らの生命エネルギーが、形を成して操れるようになったもの』
このような状態になった『生命エネルギー』のことを、
僕達は『ファイター』と呼んでいるのだ。
…さて、『ファイター』についてわかった事で、ここからはようやく『特殊部隊 save justice spirit』がどのような組織なのかと説明できるのだが、
実は『ファイター』は、『ファイター』を操れる事ができる『ファイター使い』にしか基本見ることができない。
これによって起こること…それは『ファイター使い』に
なった一般人が、犯罪目的で悪用することである。
特に多いのは窃盗。警察は姿を見ることは愚か、触れることすらできないため、犯人を捕まえるのは、非常に困難である。
だが、最も恐ろしいのは殺人に利用する例である。
普通の拳銃による発砲は、『ファイター』には通用しないが、『ファイター』による攻撃は、人間に通用するため、どんどん虐殺される…
という最悪の結果になってしまう。
そこで、政府が世間にその存在を極秘にし、普通では扱えない未知の事案を解決する組織を作り上げた。
その内の1つが『特殊部隊 save justice spirit』(S.J.S)
である。
続いてはそんなS.J.Sの個性的なメンバーを紹介していこうと思う。
まずは僕、岬清澄。
15歳にしてSJSに所属して居るものの、現場には一度も行かせてもらっておらず、事務作業をしている。
次にジェイクさん。僕をパシリにして、とてつもなく長い説教をしている…と、今のところ最悪な人だが、実は僕がわけあって家がなかった頃に保護してくれて、現在も寮の費用を負担してもらっているなど、僕にとって命の恩人であり、全盛期…つまり若い頃は『史上最強のファイター使い』として業界で知れ渡っていた。
さっきの長話で出てきた『最強のファイター使い』はジェイクさん本人である。
ちなみに現在は『S.J.S』の隊長でもあったり、僕のトレーニングに付き合ってもらったり、かっこいいところも沢山ある。
次にメガネ先輩。本名はほかにあるが、あまりにも普通すぎる名前のため、ジェイクさんから「メガネ」と言われていることからきている。
チーム内で唯一のオペレーターであり、的確な指示で仲間をサポートする、縁の下力持ち的な存在ながら、ジェイクさんと唯一対等に話せるという、頼りになる人である。
この3人が現在この場にいるメンバー達。
では次に、この場にいないメンバーも話していこうと思う。
まずは『橘 ミカン』(通称ミカン先輩)
僕が『S.J.S』に入るよりも以前に『S.J.S』に所属していて、『世界で最初にファイター使いになった家系』である
『橘家』の次女らしい。ただ橘家の事はまだ話してもらったことがない為、本当かどうかわからない。
ちなみに僕は、彼女が人としてものすごぉく『苦手』である。
いつも先輩だからって「アイス買ってきてちょうだい!」
とかいう、どこかの誰かさんのような人だからだ。
次に、冒頭の会話で少し出てきた人物『日ノ森』さん。
日ノ森さんは、その苗字だけを僕達に教えていて、本名はジェイクさんですらわからない。
そんな掴みどころのない人だが、実は日ノ森さんは
『日ノ森コーポレーション』の社長であり、とんでもない巨額の富を持っている。
さらに言うとその強さは『100年に一度生まれる天才』と評されていて、その実力は隊長であるジェイクを超える
チーム内NO.1である。
しかし、僕はまたしてもこの人の事がなーんか好きになれない。いい人ではあるんだけど、グイグイくるところが
ちょっと…
そんな2人は現在、お隣の国である、C国に出張へ出かけている
…とまあ、以上2名を合わせた合計5人が『特殊部隊 S.J.S』のメンバーである。
意外と少ないと思ったかもしれないが、以前はもっと多くの人がいたものの、人員移動や任務の失敗による死亡など、現実はシビアである。
、、、だからかは知らないけど前述したように僕は4年間
もの間修行をしてもらっているにも関わらず、ジェイクさんに一度も現場に行かせてもらったことがない。
過保護なのか、はたまたは僕がまだ未熟なのかはわからないが、少なくともミカン先輩は僕が入った当時、18歳の時には任務に向かっていた。
15歳では任務に行かせるのが駄目なのは理解できるが、それを差し引いても1年間行かせてもらっていないのはおかしい、、、
…そんな話をしたところで…おっと、説教終わったか?これ
「てなわけで、おれの今まで教えてきたことをだな、
『究極のファイター使い』に……って聞いてたか!!!!!」
うわぁ、やべぇ……全っっっっっっ前聞いてない…
(作者)ファイターをざっくり説明するとスタンドみたいなものです。
次回3話は会話パートになっております!
乞うご期待ください✨️
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