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08 第二章 第四話


 アランさんたちが襲われたのは数日前。


 すぐにこちらに連絡したが通信が阻害されていたようで、モノカさんのチームにも繋がらなかったらしい。


 ギルド経由で王都に連絡をとったが返事は未だ無し、とのこと。



「モノカさんたち、大丈夫ですよねっ」


 アリシエラすまん、今は答えたくない。



『すみませんが、そちらからも王都のメイジさんに連絡をとってもらえませんか』


「了解です。 何か分かったら、お願いします」


『分かりました』



 セシエリアさんが近くの街のギルドへ向かってくれた。


 今、自分に出来ることは、待つことじゃなくて準備すること。



「アリシエラ、出来るだけの装備と魔導具を、頼む」


「……分かりました。 封印していたもの、全部解放します」



 なぜだか、リノアとアイネに出会ったばかりの頃のピリピリしていた自分を思い出す。


 絶対にふたりを守ると、慣れない保護者ムーブに苦労していた俺。



 今は、違う。


 気ままな風来坊のソロ冒険者でも、


 冒険に熱を上げるパーティーリーダーでも無い。



 仲間と共に、家族を助けるために、邪魔者は、許さない。



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