いつまでもこんな日々が
夕食後、後片付けをしレオナルドがオリビアをソファーに誘い、お酒を勧めていました。
「ほらっ、まだ飲め」
「えっ、うん」
「それで早く酔え」
「酔ったら何する気?」
「決まってんだろ?」
「レオの頭の中それしかないの?」
「ない」
「言い切った…」
「オリビアといて考えないわけねーだろ」
「そう思ってもらえるうちは花だよね」
「いいから飲め。それに俺一生お前しか相手しないから」
「歳とったらそんな事、言わないでしょ」
「歳は同じにとる。俺だってオリビアに相手に、されなくなるかもしれない」
「私はレオしか見てないから相手するよ」
「俺もオリビアしか見てない」
「ありがとう。まっ、先のこと言ったら切りないか」
「そうだ、とりあえず飲め」
「飲んでるよ、レオも飲めば?」
「あぁ」
しばらく経ちオリビアはレオナルドの思惑通り酔ってしまい、それを見たレオナルドは嬉しそうにオリビアを寝室へと連れていきました。
レオナルドはベッドの上に座りオリビアを呼びました。
「オリビア」
「なに〜?」
「足の上乗って」
「足の上?」
「あぁ、ここ。跨がって」
レオナルドは太ももを叩き、ここだと合図を出しました。
「いいよ」
オリビアはレオナルドの足の上に、向かい合うように跨がって座り手を肩に添え、レオナルドはオリビアの腰に手を回し支えました。
「こう?」
「あぁ、普段だと恥ずかしがってしないからな」
「顔近い」
「そうだな」
「あっ、これ前ブライアンとしたかも」
「あ?(怒)いつしたんだよ」
酔ったオリビアは、ついブライアンと以前同じ事をした事があると言ってしまいました。
「えっと〜、宮殿に閉じ込められた時」
「オリビアから乗ったのか?」
「違うよ。乗せられた」
「そうか、その後なにした?」
「その後はキスマークつけてって言われた」
「前そんな事いってたな…、その後は?」
「ベッド行って寝た」
「ふ〜ん、ブライアンとは後なにかしたか?」
「う〜ん、後はないと思う」
「そうか、よかった…」
「レオ」
レオナルドは他にはないと言ったオリビアに安堵しました。
するとオリビアがレオナルドに強く抱き着きました。
その拍子にレオナルドは支えきれなくなり、オリビアを抱き締めたままベッドの上に倒れてしまいました。
「何だ?オリビア」
「好き」
「あぁ、俺も好きだ」
レオナルドはオリビアを抱き締めながら上下逆さになり、レオナルドが上に覆い被さるような形になりました。
「酔ってても可愛いよ、オリビア」
レオナルドはオリビアに深く口付けながら、身体に触れていきました。
翌朝、目を覚ましたオリビアは隣でくっついて眠るレオナルドを起こさないようベッドから抜け出し、簡単に服を着るとお風呂へ行きました。
オリビアは1人湯船に浸かりながら、昨日の事を考えていました。
『ヤバい記憶ない、いつベッド行ったんだろう?お互い服いつ脱いだ?私、変な事レオに言ってないよね?そうだ、エルリア』
『なに〜?』
『お酒飲んでも記憶なくさないように出来る?』
『うん、それくらいなら』
『んじゃ、これからお願い』
『分かった〜』
エルリアと話をしたあと、オリビアはお風呂を上がりキッチンで朝食を作り寝室に行くと、まだ寝ていたレオナルドに声をかけました。
「レオ、そろそろ起きたら?」
オリビアの声で起きたレオナルドは手を引っ張り、オリビアをベッドの中へと引きずり込み抱きしめました。
「いい匂いする、風呂入った?」
「うん、入った」
「そうか」
「ちょっ…、まって、レオ…」
「待たない」
オリビアはレオナルドに着ていた服を全て脱がされ、気付くとベッドの上で溶けていました。
その後一段落し、ベッドの中でレオナルドはオリビアを後ろから抱き締めていました。
「オリビア、ブライアンの足の上に跨がったって本当か?」
「えっ…、さぁ?覚えてない」
「ヘぇ〜」
「レオ?その手なに?」
「もっかいする」
「まっ…、て、あ…っ」
「可愛い」
その後、汗をかいたオリビアはレオナルドと共に湯船に浸かり、後から抱きすくめられていました。
「もしかして、一緒に入るためにしたの?」
「さぁ?どうだろな」
「また…、もう…、…ちょ…っ…、だめ…」
レオナルドはオリビアに触れながら、うなじに舌を這わせていきました。
お昼頃になり、2人は遅めの朝食を一緒に取っていました。
不機嫌になってしまったオリビアを、レオナルドがなだめていました。
「怒んなよ、オリビア」
「別に怒ってない」
「ブライアンの足に跨ったんだろ?」
「それだけだけど?自分からじゃないし、それ以上なにもない」
「俺のこと全部受け止めんだろ?」
「そうですね。受け止めましたよ、朝から3回も」
「悪かったって」
「朝じゃなくてもうお昼すぎですけどね」
「機嫌直せって」
オリビアは無言で椅子から立ち上がり、食事を済ませた自分のお皿を流し台に持っていき洗いました。
お皿を洗い終わり振り返ると、レオナルドがすぐ近くに立っていました。
「わっ!もう、ビックリした。何?食べたの?」
するとレオナルドはオリビアを抱き締めました。
「うん、食べた」
「そう」
「ごめん、オリビア。俺を嫌いにならないでくれ。頼む。お前がいなきゃ俺は生きていけない」
「レオは大袈裟ね」
「大袈裟じゃない、本当だ」
「泣いてるの?レオ?」
オリビアは自分に抱きつくレオナルドを少し離し、顔を覗きました。
「泣くほどなの?」
「そうだ…」
「もう、はいはい」
オリビアはレオナルドを自身に抱き寄せ頭を撫でました。
「嫌いになってない、だから泣かないで」
「本当か?」
「本当よ、向こうのソファー行こう」
オリビアはレオナルドを連れソファーに座り、レオナルドの頭を肩に抱き寄せ頭を撫でました。
「泣き止むまで、こうしててあげる」
レオナルドはオリビアの腰に手を回し身を委ねました。
「ちょっと怒っただけ、別に嫌いになったわけじゃない。レオは気にしすぎ」
「俺、分かんない。オリビア怒ったら、どうしたらいいか分からない」
「そっか、そう言う事か。いつも強気だからつい当たっちゃったけど、レオは免疫なかったんだった。忘れてた」
「そうだ、オリビアしか回りに女なんて誰もいない。扱い方なんて知らない」
「うん、ごめん。次は気を付ける」
「俺こそ、ごめん。またブライアンに嫉妬した」
「そうだと思った。もしかして私昨日なんか言った?」
「うん、言った」
「そっか、余計なこと言って不安にさせたね、ごめんね」
「まぁ、いい。何もないなら許してやる」
「ありがとうございます、レオ様」
「おう」
その後すぐに泣き止んだレオナルドにオリビアは言いました。
「何かしてほしい事ない?」
「してほしい事?」
「そう、お詫びに」
「じゃあ、また足に跨がって」
「えっ?足?」
レオナルドはオリビアから離れるとソファーに座り直しました。
「ここに跨がって」
レオナルドは昨夜と同じように太もも叩きました。
「それ恥ずかしいって言ってるじゃん」
「いいから、お詫びだろ」
「はい…」
オリビアは仕方なく、レオナルドの足に向かい合うように跨がりました。
「オリビアが目の前にいる」
「顔近いから恥ずかしい」
「んっ、んっ」
レオナルドは嬉しそうにキスをしろと唇を前に出してきたので、オリビアは仕方なくレオナルドに口付けました。
キスした後オリビアはレオナルドに抱き着きました。
「酔ってても酔ってなくても、オリビアはオリビアだな」
「何が?」
「何でもない」
『酔ったオリビアも昨日の夜こうやって俺に抱き着いてきたな。いつまでもオリビアと、こんな日々が続けばいいな』
レオナルドはオリビアを抱き締め返しながら、そう思っていました。
「オリビアごめん」
「んっ?」
「もっかいだけしたい」
「…分かった」
オリビアは抱き締めていた手を緩め、レオナルドと目を合わせました。
「もう怒るなよ?ちゃんと先に聞いたろ?」
「うん」
レオナルドは目の前のオリビアの首に舌を這わせながら、着ていた服を脱がしていきました。
しばらく経ちオリビアが脱げた服を着、乱れた髪を直しているとレオナルドが聞いてきました。
「疲れたか?」
「ううん、平気」
「なぁ、俺ら相性いいよな?」
「相性?なんの?性格とか?」
「違う、言わなくても分かんだろ?」
「あぁ、これね…」
「あぁ、そうだ」
「うん、いいんじゃない?悪いとは思はないけど」
「なっ、そうだよな?」
興奮したように言ってきたレオナルドに、オリビアは言いました。
「なにレオ、そんなに嬉しいの?」
「あぁ嬉しい。かなり重要な事だろ」
「まぁ、そうだよね」
「何だよ、オリビアは嬉しくないのかよ」
「嬉しいけど私レオしか知らないから、聞かれてもよく分からないよ」
「それもそうだな」
「レオがいいなら、いいんじゃない?」
「あぁ」
レオナルドは微笑みながら、オリビアを抱き寄せ深く口付けました。
「湖行くか」
「うん」
湖に着くと2人で近くにあったボートに乗り、レオナルドがオールで漕ぎオリビアは水面に手を付けました。
「冷たい」
「入るには冷たすぎるな」
「そうだね、せっかくなら泳ぎたかったな」
「オリビアの水着姿見れなくて残念だ」
「レオはそればっかり」
「セブンティーンの男なんて皆んなそんなもんだ」
「いまさら私の水着姿見たって何とも思わないでしょ」
「いや、全然興奮する」
「あっそ」




