創作を勧めてくださった方々へのリスペクトが止まらない
私、活字はずっと読んでいる方だと思っています。
小学生時代は本の虫で、種類を問わず年間500冊くらいを目標に読んでましたし、中高でもペースは落ちたもののそれなりに小説を読んでた気がします。
大学を卒業してからはサブカルに寄っていって、いわゆるギャルゲーや二次創作SSを読んでましたし、その後のラノベブームではラノベを読み漁り、SS経由でなろうにたどり着いてからはずっとなろう小説を読んでいます。
でも書こうと思ったことは一度もなかったんですよね。当時は書くからには書籍化を目指すものだと思っていたので、そんな大それたこと考えられないなーと思っていたがひとつ。もう一つは、過去の経験によるものでした。
15年位前に知り合いが創作をしていて、賞に応募する前に読書の鬼である私の家族に「この小説の下読みをしてほしい」と依頼してきたことがあります。家族は「松竹梅、どれがいい?」と聞いてきたので、彼は自信があったのかうっかり「松」を選択してしまったのです。
そして帰ってきたのは赤ペンの嵐。表現の乱雑さや整合性、視点移動の不自然さに至るまで、びっしりと直しが入った原稿でした。彼はその賞で大賞をとりましたが、結局筆を折ってお医者様になりました。
それを見て、創作の辛さを知った私は、「自分は自分の得意分野で頑張ろう」と思ったものでした。
しかし最近、いろんな作家さんたちの考えに触れるうちに、「自分が面白いから書く」という当たり前の事実に気づき、なるほど、書いてもいいのかもな、と思い始めるようになりました。
きっかけはIris様の描かれたイラストに小説を付ける企画でした。すごくインスピレーションが湧いたので、チャレンジしてみようかな、というときに書くことを勧めてくださったのが花水木様(https://mypage.syosetu.com/1422549/)とつこさん。様と(https://mypage.syosetu.com/1539309/)伊賀海栗様(https://mypage.syosetu.com/1563470/)でした。彼らはその後も私を導いて下さり、だれがどの役かは申しませんが、チューター、メンター、サポーターといった感じで大変助けていただいています。リスペクト!
なんとか独り立ちしないとな、思ってあがいているところではありますが、この場を借りてお礼を申し上げます。
いつ始めてもいいし、いつ辞めてもいいんだから、きっかけを作ってもらったときに飛び込む思い切りが大事! という話でした。