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14 血濡れの短剣

「っんもう! きっついわね!!」



 彼方さんの長刀が顔先数センチを通り過ぎ、思わず後退する。

 おそらく格納庫か倉庫と思われる200メートルぐらいは広さがありそうなこの場はたった十分やそこらで壁や床など刀傷だらけだった。あとたまに焦げ跡。これだけで済んでいるのは意外とここの謎の金属が頑丈だからだ。それでも耐えきれない部分は多いけど。

 さすがに建物内なので大規模な術や技は使えずほぼ牽制程度にしかどちらも使えていない。これはまぁ私にとって有利な条件だ。あっちがおそらく隠し持っている新スキルとかは使えばここが崩れるほどに強力だろうしそれが抑制できているのは得だろう。

 けれど自力の差は如何ともしがたい。すでに私の全身は切り傷だらけ。紙一重で致命傷を避けるのが精いっぱいって感じだった。対して向こうはほぼ無傷。ひどいハンデだ。



「ひどいですね。ふっ!」



 距離を取ったというのに速さは私とほぼ互角ですぐに猛追を掛けてくる。

 私はすかさずくないを手に取って投げ付けた。



「―【火遁】爆砕符―」


「効きませんよそんな小技!」


「嘘でしょ!?」



 私が見た光景は投擲したくないが彼方さんの長刀によって一刀両断に真っ二つに割れた姿だった。

 弾くとかなら分かる。それならそれで刀に当たった瞬間に爆発させればいいだけだ。しかしこうなると目くらまし程度にしか発動できない。


 【忍術】が牽制にすらならずノータイムで急接近され、縦に振り下ろされる刀を両刀で受け止めるとビリビリと骨まで響く衝撃が伝わってきてそれを横に逸らし足を止めずに横に回る。

 こちらも牽制で突き入れるが簡単に弾かれ、もう片方で攻撃に回ろうとするとすでに向こうの長刀はこちらの胴を切断しようと迫っていた。

 


「やばっ!」



 紙一重ギリギリのところでバク転で避けたと思ったら着地と同時に向こうの斬撃が再びこちらを狙う。

 息付く暇がないとはこのこと。 



「逃がしません」


「んぎぃぃ!」



 さすがに捌くのは無理な態勢とタイミングで壁に急速に吹っ飛ばされる。

 しかしある程度この結果は誘導していたことだった。

 回転を加え足を壁に向けて膝を曲げバネのように衝撃を殺し、プールでのターンのようにそこから間髪入れずに飛び出す。



「こんのおおおおぉぉぉ!!!」


「はぁぁぁぁぁ!!!」



 着弾は一瞬。

 彼方さんの横振りの長刀と私の突き刺した二本の忍刀が接点僅かミリ単位のみでせめぎ合う。

 キリキリと胃が痛くなるような金属音と攻防。だが加速と勢いを付けても拮抗したのは数秒のみ。

 私の長所である速度はほぼ互角で、力に至っては圧倒的にあっちが上。

 振り抜かれた長刀により単純な膂力だけで体ごと無理やり傾けられ、そこに足を引っ掛けられる。

 くるんと私の頭は上下逆さまになり地面に叩きつけられそうになった。



「(これは……柔道!?)」



 即座に力で対抗するのはやめて視界が反転しながら片手で受け身を取ろうとすると――



「前、失礼しますよ!」



 顔面にトゥキックが迫っていた。

 咄嗟に両腕を合せてガードが間に合うも、ミシっと骨が悲鳴を上げる嫌な音がして十数メートル以上を滑空して飛ばされ後退を余儀なくされる。

 視認できないスピードで視界がめちゃくちゃに回転し地面に体が擦って打ち身や擦り傷がさらに増えていく。

 勢いが減ったところで足と手で踏ん張ってようやく滑りを止めた。

 顔を上げるとこの隙を逃さず彼方さんは刀の間合いまで追いかけてきて余裕そうにこちらを見下ろしてくる。



「これだけやっても諦めないその気持ちの強さだけは評価しますよ。ここに来たら容赦しないって言いましたけど、どうです? 今からでも心変わりしませんか?」


「ざっけんな! そんなことしてやるもんか!」



 手の甲で汗を拭って意気を吐く。

 ここまできて寝返れって? 冗談じゃない。笑えないよそんな話。



「ふーむ、困りましたねぇ。事実を聞いたらあなたも考え直してくれると思うんですが。実際ブリッツさんはそうでしたし」


「? 何を言ってるの?」


「えぇ、実は直接口では言えない訳がありましてね。ただ精神系の相手に直接言葉を伝える【意思伝達(テレパス)】という天恵の方に協力頂いてブリッツさんは納得してもらったんですよ。あなたたちは洗脳でもしたんじゃないかと疑っていたようですが」


「それを信じろって?」


「別に無理に信じてもらおうとは思っていません。でもそれが事実です」


「だったらその人を連れて来たらいいじゃない」


「まぁそうなんですけどね。その方、けっこう頑固な上にけっこうな老齢で外に出たがらないものですからあまり引っ張り出せないんですよね。ブリッツさんの時に引っ張り出したのも相当お願いしてのことでしたし。まぁあなた方があの御仁のところにまで行ってくれたらそれで済みますがそれより早くこの戦いが終わりそうです……っし!」



 訳が分からない。そこまでする理由もその内容もてんで見当が付かなかった。

 雑談しながらも動く手は速い。瞬きする間に手がしびれるほどの長刀の斬撃がいくつも折り重なり全く気が抜けない。



「ふん! それよりいいのかしら? なんだかんだ時間はけっこう稼がせてもらってるけど」


「まぁ大丈夫でしょう」



 彼方さんは涼しい顔をして答えてくる。

 おかしい。サミュ王子たちを先行させているこっちが相当有利だというのにこれっぽっちも焦りが見えないし、なぜか本気という気もしない。

 ブリッツとかが運良く彼らと鉢合わせすることを期待しているんだろうか? いやそんな運に頼る人でもないはずだ。だったらなぜ?

 真意が全く分からず思考が沼にはまりそうだ。



「だったらもっと稼がせてもらうわ!」



 私はスキル【壁走り】を使い壁に足を踏み出しそのまま天井へと駆け上がる。

 視界が反転し気分はあまりよくないがもう慣れっこだ。

 眼上に打倒すべき敵を見据え天井から一気に飛び降りる。

 

 

「上からの攻撃ですか? セオリーですね」



 言われている通り室内じゃ【忍者】はこうして上から攻めるのが常套手段。単純に対応しづらいし、顔を上に向けないといけない分、正面や下からの攻撃への備えが疎かになりやすく特にチーム戦ではこれが特に活きてくるのだ。


 彼方さんは冷静にその二メートルはありそうな刀身をこちらに放つ。

 固く強烈な一閃。一発で勢いが止められた。

 でもこっちだって負けてらんない。力の差は技術と根性でカバーしてやる。

 弾かれた方向に逆らわず足も大きく振って横に回転し勢いを利用していなすと、まだ空中だというのにもう第二波がやってきた。

 それをまともに受けるわけにはいかない。さっきと同じく体を使い捌く。

 ぐるんと回転するとさらにまた一刀が。



「くっ! 調子に乗って!」



 それも辛くもやり過ごすとまた地面に落ちる前に迫る斬撃。

 さらにさらにさらにさらにさらにさらにさらにさらに空中で交錯する無数の刃と刃。きっと傍から見れば目を奪われるほどの剣舞の応酬だろう。けれど実際はただ距離が縮まらず体力と気力が削れていくだけ。

 やられた。こいつ私を下に降ろす気が無いんだ。

 跳び上がってから一分だろうか五分だろうか。すごく長く感じ、その停滞を私はふいにやめた。

 おかげで、どん、と鈍痛が体に響く。

 


「――っくぅ! 効いたぁ……」



 さすがに限界だった。だから自ら攻撃を食らったのだ。もちろん反らすのをやめただけなので直撃はしていない。それでも刀で防いですら衝撃が伝わってくるし、飛ばされた先の金属の壁にしこたま背中を打ち付けた。

 手痛い逃げ方だけどあのままじゃあ私の方が先に力尽きるのは分かり切ったことだったし仕方ない。



「もう終わりですか? お手玉みたいで存外楽しかったんですが」


「その余裕面を消してやる! ―【火遁】爆砕符―【解】」


「そんなもの! なに!?」



 札付きのくないを彼方さんに投げてその刀の間合いに到達する前に爆発させた。

 簡単に打ち落とすつもりだった彼方さんは届く前にそんなことが起こり、さらに煙が発生したので硬直する。

 けっこう建材が頑丈だし直撃じゃないからこれなら床とか天井が抜ける心配はないでしょ。



「―【闇遁(あんとん)別身分身(わけみぶんしん)の術―」



 煙が出ている間に分身の術を発動させ、分身四体と一斉に飛び掛かる。

 


「「「いくよ!!」」」



 分身は一体、二体、四体、八体と最大八体まで偶数分のみ増やせた。しかしその数だけステータスが低くなる。

 ただしこの近距離の一斉攻撃ならば顔も形も全く同じの中で一瞬で本体を察知するのは難しいだろう。

  


「なるほど面白い。でも!」



 白刃が煙から飛び出した私の分身をあたかも空間ごと切断したかのごとく真っ二つに断ち切った。

 残り三体。



「その隙に!」


「隙なんてありませんよ」



 姿勢を低くして接近していたもう一体が返す刀でやられる。

 自分の一刀両断される瞬間とかあんまり見たくないってのに。



「だったら左右から!」



 その間に回り込んでいた残り二体が同時に仕掛ける。

 彼方さんの刀は一本だけ。ならどっちかは防げないでしょ。

 


「まぁそうきますよね」



 彼方さんは予め予想してたかのようにバックステップし、刀を一旦鞘に納める。

 


「―【刀術】かまいたち斬り―!」

   

 

 そこから繰り出されるのは真空の刃。

 鉄をも斬れる不可視の風の衝撃波が飛び出て一発で私の分身二体をなます切りにした。

 蜃気楼のごとくかき消える私の体。



「これで残りは本体のみ。さて最後はどこからですかね?」



 それは――!

 


「本命はこっちよ!」



 注意を引きつけている間にすでに彼方さんの背後に回っていた。

 このタイミングならいけるはずだ。

 彼方さんの無防備な背中めがけて突進――



「最後は後ろってお決まりですよね」



 ぞっとした。背中を晒しながらも彼方さんの目はちゃんとこちらを捉えていたのだ。

 彼は腰の鞘を左手で持ち背中を向けたまま私に投げた。

 それほど威力も速度もあったわけではない。ただしこっちは攻撃態勢に入っていたしすんなりと鳩尾に入ってしまう。

 


「うっ!」



 鍛えられない人間の急所を攻撃されたことにより息が詰まり軽い嘔吐感が湧き起こる。

 ダメージは無い。問題はそれで動きが止まってしまったことだ。

 案の定、すでに彼方さんはこちらに向き直っていた。



「これで終わりなのは寂しいですね」



 台詞とは裏腹に彼方さんは顎まで引いた柄を左手で添えて一気に突き出す。

 それは最短距離で私の心臓の位置へと吸い込まれ、背中から切っ先が飛び出した。

 明らかな致命傷。ブリッツみたいに自動回復スキル持ちでもなければ即死だ。そして私はそんなもの持っていない。 


 ――が、心臓を貫かれた『私』は煙みたいに消えた。



「悪いけど、本当の本命はこっちよ!!」



 本体は彼方さんの頭上。ずっと天井の上にいてこのタイミングを狙っていた。

 一回失敗したぐらいで怖気づく私じゃないのよ!



「なっ!? しかしまだ!」



 虚を突いたはずなのに彼方さんはそれでも無理やり彼方を上に振り上げ私を串刺しにしようとする。

 同じレベルならば間に合わないが彼の高ステータスがそれを可能にさせていた。故にまだ五分の流れ。



「実は最後じゃないのよね」


「は? ――下!?」


 

 ただし私の分身はまだ四体いた。

 ネタばらしすると分身は八体作ったのだ。四体だけ煙の前にいかせて注意を引き、残り四体は気配を殺しチャンスを窺い私は天井にエスケープしていた。

 それらが突っ込み、彼の上半身に四つの跳び蹴りを炸裂させる。 

 四体同時攻撃と言えどレベルが下がった分身体の攻撃ではそこまでの痛みはないだろう。けれど私が天井から彼に一撃入れる間を作るには十分だった。



「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


「ぐぅぅぅぅ!!」



 二刀をトップ速度の勢いに乗って彼方さんの両肩を上から切り裂く。

 いい手応えだ。

 着地と同時に追い打ちとばかりに今斬った箇所をさらに狙って真っすぐに突いた。

 完全に密着距離。こうなったら向こうの長刀は取り回しが難しくてむしろ不利になる。

 勝利の確信。


 しかし――


 なんと彼はあっさりと自慢の武器を手放し手を私の襟と腰に回してきた。

 そして器用にも足を払われこちらの重心が崩される。

 武器を捨てるという行為がどれほどトリッキーか。けれど彼はそれを選択し私の予想外をいかれた。

 がっしりと掴まれ全身に嫌な予感が迸る。



「まだぁ!」



 気合を吐き彼方さんはその体勢から腰を捻り私を担いで地面に背中から強烈に叩きつけた。

 おそらく一本背負いみたいなやつだ。まさかの柔道技!? しかも私みたいななんちゃってじゃなくてしっかりとやっている人の動きだった。

 


「がっ!」



 叩きつけられた衝撃で肺が詰まり息が出来ない。

 さらに向こうはこっちの襟などを握って拘束している状態。これは相当にまずい。簡単にマウントを取られてしまい、しかも筋力差はあっちの方が断然上。抜け出し不可能になる詰み一歩手前だ。


 ただ私の危機を感じ四体の分身がすかさず駆け付けてくれた。 

 再び四方から彼方さんを狙う。



「【侍術】―八艘跳(はっそうと)び―」



 彼方さんが緊急回避術を発動させ、残像が発生して後方へと明らかに不自然な軌道で跳び退いた。

 これは侍特有の技で瞬時に視界内数メートルの場所へ跳べる術だ。私の変わり身と違って回数制限は無い代わりにSP消費が激しくしかも数秒間は他のスキルを使えない。

 追撃は入らなかったが今の状況を変えられたのは大きい。



「……いやぁいいのもらいましたね。まさか一対一でここまで食らいつかれるとは思ってもみませんでした」


「レベル差に胡坐をかいて舐めてるからそうなるのよ。でもいくら死なないと言っても別に私もプレイヤーと戦いたい訳じゃないわ。諦めてくれない?」



 これはもちろん本心。でも実際はけっこういっぱいいっぱいで諦めて欲しいという願いも詰まっている。

 今みたいに綺麗に作戦が決まったのは嬉しいけれどやはりまともな斬り合い勝負となるとかなり厳しい。

 油断とあっちの大技が制限されているからこそ活路が拓けただけに過ぎないのは自分でも分っているんだ。


 話しながら彼方さんはメニューを操作して新しい長刀を取り出す。

 今の会話はおそらくそのための時間稼ぎだ。分かってはいるけど、こっちはリスクを冒して倒すよりも時間稼ぎの方が確実で付き合わざるを得ない。



「確かに少々舐めていた部分はあったかもしれません。ダメですね、ついこの間ブリッツさんにもしてやられそうになったというのに」


「だったら考え直さない? 立場は争うことになったかもしれないけど、私自身は彼方さんに恨みとかそういうのはないのよね」


「それは難しいですねぇ。一応こっちも正義のためにやってるんですよね。これでやめるぐらいなら最初からやっていません。それにまだ五分、いやレベル差のおかげで本来なら相当なダメージになったはずですがまだまだ戦えますからね」



 彼方さんは怪我を押して刀を構えた。

 


「正義? 一体何を隠してるのよ?」


「本当に申し訳ないですがそれは言えないんです。でもさすがにそろそろ――」


『ヴィィィンヴィィィィン!!』



 その時、大音量のブザー音が建物内にけたたましく響いた。

 それはどこか不安を煽るような緊急事態のような音だ。

 


「何!?」

 

「どうやらその時が来たようですね。あなたは時間稼ぎをしていたと思っていたようですが、逆ですよ。こちらが時間稼ぎをしていたんです」


「どういうこと?」


『これよりマスターキー権限者による指示により本艦にいる乗員全てにブリッジへの緊急転送を行います』



 私たちの会話を遮って突然アナウンスが流れる。



『各自、壁際には寄らずその場で待機して下さい。カウントダウン入ります。十……九……』



 いきなりここに飛ばされた時と同じ転送の光が地面に現れた。しかもカウントダウンも勝手に始まってしまう。

 これは従っていいのか? それとも無理やりにでも回避した方がいいんだろうか?

 


「あぁ動かない方がいいですよ。適当なことしか言えませんが変に動いて壁の中に飛ばされたり蠅人間になりたくはないでしょう? そんな映画知りませんか?」


「どこまでが手の内?」


「まぁここまでは予定内ですね。あなた方の存在はけっこう厄介だったんですよ。本当に教会が総出で魔石を集めてくれて助かった。そうでなかったらここまで上手く事が運べることはなかったでしょう。私とあなたたちと決定的な差は強力なスポンサーがいるかいないかでしたね」


『三……二……一……転送開始します」



 また目の前が暗転した。

 二度目だがあまり慣れない。くらっと意識が飛びそうになってそして一気に視界が明ける。

 そこは『ブリッジ』と言われた通り、壁際にSFっぽいコンピューターが置かれてその前に座席があって確かにアニメとかで見るようなブリッジ風の部屋だった。

 けれど私の目を惹いたのはそこではない。



「――え?」


 

 しゃっきりしない頭を振りながら正面を見ると、あまりにも予想外の光景があって仰天し一気に血の気が引く。

 そこには先に向かったはずの血を流して倒れているクレアさんと、傷口を抑え必死の形相をしているミーシャ、そして血に濡れた短剣を持って薄く嗤うオリビアさんがいたのだ。


すみませんが来週はおそらくお休みします。

短編の恋愛系なんですがちょい前に思い付いたネタが使える小説コンテストを見つけたので挑戦してみたいなと思っています。



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