C6.appx9 闇エルフ長の受難
― 偽メイドこと闇エルフ長視点 ― 星3魔導師参入に関する会合前~
んー?招集かかってるのぉ?
何で僕、呼ばれてないんだろうか?
だーりんてば、いっけずー。
こっそりいっちゃうもんねー。
・・・
・・
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ふーん、このシルエットの人物が参入希望なのねぇ。
てか“魔本”ってなぁに?って聞いても教えてくれないんだろうなぁ。
とにかく、召喚魔導師なのだねぇ。
・・・ぴーん、良い事思いついちゃった。
このおチビちゃんと・・・ふふふ。
流石に直ぐ正体に気付いたみたいだねぇ。
くふふっ、楽しみが増えたねぇ。
― 実験室での検証
こ~~っそりついてきちゃった♪
いつもながら呼んでくれないんだもん、勝手に来ちゃうもんねぇ。
しかし今日はだーりんの意識が陣に随分割かれて、何時もはすぐばれるのにばれない。
・・・なんか悔しい。
へぇ・・・美しい術式だねぇ。
あ、あそこをいじれば大量に呼べるのに。
ふむ・・・講釈も丁寧で分かりやすいね。
だーりんの好感度がうなぎ上りだねぇ・・・ちょっと・・・じぇえらしぃい。
ん?だーりんここを離れるんだぁ・・・ちゃぁんすぅ♪
あのデーモン召喚陣、凄く繊細だけどいじるトコは逆に分かりやすい。
召喚魔導師君が一休みしている間にちょちょちょっとな、で~きたぁ。
後はこのあたりのマナを自動的に流れ込むように、いーじーれーばっと!
さ、隠れてよ。
・・・
・・
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ぷっ、大物がでるとは思ったけど、ロード、ぷっひひ。
だぁめぇだぁ、大声出して笑いたい~、我慢我慢。
ああ、でもだーりん殺られちゃったらどうしよ?
そん時はそん時かな。
・・・
・・
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ひ~ぃひ~ぃい~ひっひ、お、おなかがぁ~♪
まーさーかーのー、パパ!だって!ふっ、腹筋がぁ~♪
はぁ、もう十分愉しんだしそろそろ抜け出して・・・って、え?遊戯?はぁ!?
ちょ!それ追う者と追われる者の数が逆じゃないですかねえ!?
こりゃとっとととんずら・・・って、ご褒美があるの??
あ!んじゃ!僕が僕自身を差し出したらご褒美は僕のもの!?
ビクッ
いつの間にかだーりんが僕をじっと見つめてて、しかもとんでもない事を言い出しちゃった!?
せめて!そんな危ない遊戯、逃げ切ったらご褒美!・・・って、や~っぱ却下かぁ~!
だーりんのいじわるうううううううううううう!!!
その後、猫共に隠れてる所を暴かれ~の、犬共に喰われかけ~の・・・。
次に馬には踏み潰されかけ、牛には串刺されそうになり、巨牛にはミンチにされそうに・・・って君達僕を殺す気なのぉ!?
あ、黒エルフ!たーすけ・・・てぇえ!?
何だい!君達まで僕を狙ってんの!?ってかうちの子達までえ!?
その魔法!駄目絶対!殺る気満々過ぎだろう!!!
ゴゥッ! パキィン! ドゴンッ!
燃やされ凍らされ吹き飛ばされ・・・そこからかなり本気で逃げ始める。
次にメイド達が立ちはだかるけど、犬猫メイド~ずは目じゃないモンねっ!
狼の子は、うおっ!結構素早いな!これ、囲まれたらまずい?なら一転突破!
・・・ぶへっ!
扉に擬態したどっぺるげんがー?何してくれやが・・・って捕まってたまるかぁ!
ズドンッッ
振り向いて逃げようとする僕のお腹を無慈悲な拳が捉える・・・けぽぉ。
「で、気付いたらだーりんの所さぁ。」




