表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/335

C5.13 勢力拡大 ― 13 ― 情報

「そうだね、君の力量を基準に考えると、危険なものは数名居るね。」


数名、で済むのかな?


「ふふ、少し喜んだね?

 だが甘い、マナだけで見た場合だからね。

 基本、いまのわしでは手に余るものは全てアウトだろ。」


う・・・ぐぅ。


「当然わしをこのように追い込んだ者『冥魔王』は論外だね。

 彼の話はまた今度。

 そして今のわしには手の余る3人か。


 享楽のためには部下さえすり潰す『快魔王』。

 彼はマナだけで言えば『冥魔王』に匹敵するが、遊びが過ぎて実力通りにはならない。


 悉くを焼き尽くす、孤高の『炎魔王』。

 あの子は力こそ全て。

 純粋に全ての力を一点に注ぐから、快魔王と逆に実力以上に厄介だ。


 行き過ぎた信仰で自ら魔王に落ちた『天魔王』。

 エルフが魔王というのは珍しいのではないかな。」


冥・快・炎・天・・・。

四天王っぽいなんかだが・・・。


「彼らは横つながりはないので四天王とかくくらない様にね。」


この人も心読めるのかなぁ。


「読めるかもよ?」


マジでか!?


「君はわしの歴史の中でも特段からかいやすいね!

 思ってる事がほぼ表情に出る上に、からかうと良い反応をする。」


分かりやすいだけだったか・・・。


「これらが危険な奴だね。

 次に駄目な奴・・・これらは主に魔導師だ。」


ふむ・・・私も魔導師だったが。


「君は・・・配下が殺された経験はあるかい?無いだろう?」


質問が質問にならずに終わる。

まぁ無いけど。


「そんな経験は不要だと思うのだよ。

 で、駄目な奴の何がだめと言うと、致死性の攻撃が多いということだ。」


そういう理由か。


「これは4人居るね。

 一人は『星魔導師』。

 この者は全天の星に見立てた魔法を展開し、相手を殲滅する魔導を得意とする。


 次に『千変魔導師』。

 技術に優れ、多くの魔導を容易く繰るが、オドに乏しく、戦うときは致死性の高い魔導を用いる。


 次に『破滅魔導師』。

 この者は逆にオドに優れ、とにかく威力の高い魔導を放つ事を喜びとしている。


 最後に『閃光魔導師』。

 何故か急に力をつけた魔導師で、とてつもなく密度の高い熱線を放つ魔導の使い手だ。」


んん??最後のって・・・。


「最後のは既に我が虜囚です・・・多分。」


「ふむ・・・なるほどそうかもね。」


元・魔王が私の目を覗き込んで一人納得する。

記憶でも読んだのだろうか?


「最後に相性の悪い奴。

 これは我々魔王と言うか、魔族や魔導師にとっても厄介な相手『反魔協会』だ。

 白い装束に身を包み、マナを霧散させる聖水とやらを振りまく連中だ。」


あー・・・会った事あるなぁ・・・。


「・・・もう会ったことはあるようだね。

 でもその様子だと大丈夫だった様だね?

 元・人ってことが影響してるのだろうかね。」


良くは分からないけど、余り関わりたくない、関わるべきでない相手のようだ。

それにしてもこれだけ情報が得られれば大いに助けになる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ