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C4.appx5 メイド達の・・・

― ケットシーのメイドその1視点 ― 魔王不在時


うにゃ・・・。

最近何だか妙なのだ・・・。

他のメイドと別れたと思ったら、同じメイドと別れたその反対方向からやって来ることがある。

あの体験は何なのだろう?


まるでゆうれ・・・にゃっ!?


我等ケットシーは妖精であり魔族であり。

そんな我等が幽霊を恐れ、恐れるなん、恐れるなんてありえ・・・


「何を考えこんでいるんだ先輩?」


「にゃあああああああい!!」


「うわああああああああ!」


思わず心の声、最後の否定部分を叫んでしまったじゃにゃいの!

あ、いや、犬が悪いわけでは無い・・・。

いかん・・・気をしっかり持たねば。




― ケットシーのメイドその2視点 ― 同・魔王不在時


「にゃあああああああい!!」「うわああああああああ!」


「ひいいぃぃぃいい!」


急な叫び声で思わず悲鳴を上げてしまった・・・。

なんなのもう・・・。

あれは落ち着きがなくなると、ナ行が怪しくなる私の相方と犬の子ね。

妙にお情けをもらうことにご執心だったり張り合ってみたり、忙しい子達なんだから。

あんな風に騒ぐなんて困った子達ねぇ。


ただでさえ最近、何となく妙な気配が増えた気がしてヤキモキしてるのに・・・。


「はぁ・・・最近変よねぇ。」


「先輩姉さまもそう思うのか。」


犬の子が声をかけてきた。

この子は相方を先輩、私の事を先輩姉さまと呼び分ける。


「そりゃあねぇ・・・って貴方あっちで私の相方と一緒にいたんじゃないの?」


「いや?悲鳴が聞こえて何だろうと思ってこちらに降りてきたんだけど?」


「「・・・・・・」」


相方と一緒にいるのは誰!?




― クーシーのメイド視点 ― 同・魔王不在時


「にゃあああああああい!!」「うわああああああああ!」


ビクッ!あっ、うおっとっと!

危うく手に持っていたツボを落とすところだった・・・。

何事だろうか?


最近お二人の様子がソワソワしてて落ち着かない。

何となく原因はわかるが、クーシーの鼻にも引っかからないことなどあるのだろうか?

考えても分からないことは分からないので置いておこう。


取り合えず悲鳴の上がった地階へ行ってみようか。


・・・

・・


下に降りると先輩姉さまが何やら思案気に首をかしげている。

声をかけてみると、何やら疑問な点に気付いたようだ。


そういえば私も二人分の悲鳴を聞いたのだったな。

ここに既に二人居るのに・・・もう二人?

誰だ!?


・・・

・・


先輩と合流してみると、何故か私がもう一人居た。

・・・完全に私がもう一人居るな。

そして私がもう一人来た事を、目で交互に確認した先輩の顔色が真っ青に変わっていく。


「にゃ、にゃ・・・うにゃあああああん!!!!!」


突然泣き喚いて暴れ始めた先輩を先輩姉さまと一緒に取り押さえる間に、もう一人の私はどこかへと消えてしまった。


・・・これは報告しなければならんな。


次から新章突入です。

この続きは次の章の題材にかかわるので、十分ではない切り方をしています。

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