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第三章登場分用語集

・ライエ

ラクシュトの愛称(綴りは「Raeqvsht」)。


・窓を割る

割るというより、突き破る行為に近い。当時の窓はアルの木からとれた大きな葉を用いている。


・ミエシー

ミエシェスの愛称(綴りは「Myeshes」)。


・カイケ神話

神話を世界の成り立ちと仮定した際、そこには人格化された神々が自然の中に投影される、という理論から制作。起源としては最初にトゥルトラディス(幻覚きのこ)を食した人類が、手当たり次第に洞窟の壁をカンヴァスのように扱って刻み記していったもの。そのため、非常に散文詩的になっている上、ラクシュトが読み取る前は誰も内容を理解できなかったとされている。なお、刻まれた時代と読まれた時代の間で文字のデザインに変わりはない。

原初の四柱(空のレリーク、海のテルサマギア、大地のスルムフェル、底のインケリア)の中に、各要素を司る神が混合されている。例えば、レリークと綿毛の神は同一であり、スルムフェルと溶岩の神、豊穣の神は同一である。ただし、テルサマギアと波の子シュルストラヴィクは同一であるが切り離すことも可能。底というのは、近い概念として「死後」を指すが、同時に「大地を支えるもの」も指している(石炭が元々植物だったように、今の生活を支えるためには死体の変成が必ずなければならないように)。レリーク、インケリアの性別は判別していないが、テルサマギアとスルムフェルの関係性は明確に「男と女」である。

ちなみに、後世において、「分離の章」の二行目の比喩のせいで、「キェーンが先か世界が先か」という論争に発展してしまったことがある。結論は「世界が先」だった。

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