■令嬢は呪術師 ~愛しき名に精霊は宿る~
<タイトル>
令嬢は呪術師 ~愛しき名に精霊は宿る~
https://ncode.syosetu.com/n6904cb/
<作 者>
サカエ 様
<あらすじ>
十四歳の伯爵令嬢メリチェルは、「術式」と呼ばれる呪文を学びにデジャンタン術式学院の門をくぐる。術式学院は、実力によってクラス分けされ、クラスによって制服の色が違う階級社会。メリチェルより先に入学していた従者のマヨルは、学院最高位の「白制服」。それに対し主人のメリチェルは、学院最下位の「茶制服」よりさらに下、仮入学身分の「赤マント」。メリチェルの使う呪文は主流をはずれた古代の「呪術」であり、期日までに近代的な「術式」を操ることができなければ、入学は認められないのだ。王立術士団入団を目指す流れ者の青年ロギ、美形貴族の主幹教諭レオニード先生らとともに、メリチェルの学院生活が幕を開ける!
<登録キーワード>
身分差 ラブコメ 少女小説 ファンタジー 疑似西洋 学園 呪文 精霊 貴族 流れ者 ヒロインは十四歳 恋愛要素あり 主従要素あり フェアリーキス大賞
<その他・伝えたいこと>
完結済み。
呪術を得意とする主人公が、術式学院に入学するまでのあれこれ。
テンポよく話が進んでいくので、あっという間に読み終わりました。
ぽやぽやとしているように見えても、強かな面も持っている主人公が魅力的で、ストーリーが進むうちに少しずつ滲み出てくる恋愛要素もよかったです。
近代的な「術式」がうまく扱えず揶揄されていた主人公が、物語終盤で見直されるシーンにはスカッとしました。
そして最後にヒーローが、主人公のために貴族になると言い切った場面ではニヨニヨさせてもらいました。