■生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい
<タイトル>
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい
https://ncode.syosetu.com/n4764du/
<作 者>
のの原兎太 様
<あらすじ>
エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。
錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたのは200年後の錬金術師が死に絶えた世界だった。
スタンピードで出現した迷宮と、魔の森を管理するために王国跡に作られた迷宮都市には、ポーションは数十年前から保管されている劣化した物しかなく、超供給不足で値段は高沸。
ポーションを作れる都市で唯一の錬金術師になってしまったマリエラが、こっそりポーションを販売したり、迷宮都市での暮らしをのんびり楽しんだりするお話です。
<登録キーワード>
R15 残酷な描写あり 女主人公 異世界 生産系 魔法 奴隷
<その他・伝えたいこと>
完結済み(五月頃に後日談の更新予定があるようです)。
書籍化&コミカライズ化されています。
ちょっとしたうっかりから200年後の世界で目覚めた錬金術師の少女が、ポーションを作りながら生きていく様を描いた物語です。
主人公だけでなく、その周囲の人物達も含め、様々な出会いや別れを経験して成長していく様がとても素晴らしい作品でした。特に3章が至高だと思いました。
錬金術のエキスパートでありながら、うっかり者で実はそんなに賢くないという主人公がとてもいい味を出しています。結構シリアスな世界観ですが、そんな主人公のぽわぽわ加減のおかげで、そう言った暗さを感じずに読むことができました。
話数もそこそこあるので読み応えもバッチリ。時間のある方にオススメです。




