■帝国貴族だけど小国の宰相になったので、なんとかやってみる
<タイトル>
帝国貴族だけど小国の宰相になったので、なんとかやってみる
https://ncode.syosetu.com/n1902bl/
<作 者>
もぎ すず 様
<あらすじ>
伯爵家四男の私は、帝国の政争に巻き込まれ、軍法会議で死刑になりかけた。茶番を乗り切り、小国へ大使として赴いたらなぜか宰相やらされた。「えっ、代わりに帝国に向かった外交官は、元宰相だった? なんでそんな人を行かせたんですか?!」「本人の希望? それ逃げ出したに決まってます!!」 王と王妃、王子と王女、王弟、王弟の息子、みんなお花畑で政争なにそれ、おいしいの?状態。「宰相やってくれっていうけど、私は帝国貴族なんですよ、えっ駄目なのかって?」「……もういいです、やりますよ!」 引き受けた私が待っていたのは「異民族が鉱山で暴動?」「隣国が不穏な動きしてる?」「戦争だゃあああああ」(註)内容はあくまで予定です、またチート、魔法、異世界転移、VRMMORPGなどの要素は一切ありません。
<登録キーワード>
ファンタジー 宮廷 王女 なりゆき 帝国
<その他・伝えたいこと>
完結済み。
望んだわけではないけれど、気が付けば立身出世していた主人公をコミカルに描いた作品です。
淡々としながらも勢いのある語りに最後まで息切れなく読ませてくれました。
また、登場するキャラ達がとても魅力的で、物語をより一層際立たせていたと感じました。
二十話と短い話数でギュッと凝縮されているので、一話一話の内容が濃く、読み応えもありました。
ただ、二十話では若干、尺が足りなかったのか、最後は強引だったり、駆け足気味だったりしたのが少し残念でした。
ですが、それを含めても綺麗にまとまっており、読後感もよかったです。




