終章
ショウゴは、伝説の冒険者を目指している。
そしてイチリは新世界の神に。
ラグナロクの終わり。
天使とイチリ達はとうとう悪の魔王を打ち倒した。
ミクはこの戦いで7代天使の座を。イチリはさらに神に近づいた。
ショウゴはスター王の王から莫大な栄誉と名声を得る。
3人の旅は終わった。
そして、旅の終わり。ミクとイチリは結婚をすることになった。
長い間の連れだ。この旅の縁をここで終わらせたくないのだろう。
イチリは、夢を見る。
そこには、アダムとイヴ。
エデンの再生。
エデンに行き。イチリは新たな人。アダムとイヴを再創造をした。
そして、このエデンにはもうアダムとイヴを陥れるような悪魔は存在しない。
エデンの完成なのだ。
そこに神が舞い降りてきた。
「長い間。私は、嘆いていた。私の創った”人”が悪の手に堕ち堕落していく姿を。だが、私はあなたたちの旅を見てきた。そこには、希望があった。私は人を創り出して良かったのだと胸を張って今は言える。本当にありがとう。」
「いえ、私はすべての人が平和に暮らせる世界を作りたかっただけです。神様本当に私たちを産み出してくれてありがとうございます。」
「よいよい。だがしかし一つ問題点がある。この終わりの世界は救われたのだが、あなたたちの元の世界チキュウには、まだたくさんの問題を抱えている。そこで一つ提案があるのだが。」
「聞きましょう。」
「おぬしらの子をそのチキュウへ転生してはどうだろうか。」
「チキュウにも神がいる。だがしかし、目には見えない世界でチキュウの神は力を封印されてしまっている。おぬしらの子がチキュウに転生するとそれが良くなると思うのだが。」
「ただし、この世界と同じようにキセキや魔法は使えないんでしょう?」
チキュウにみくとイチリの子が転生。
(終)