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俺の初夏にはトマトが降ってきた  作者: 先生から送られてきたトマト
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第一話「トマトを目にした時の俺の苦悩は分からんでもないだろう」

実話をもとに製作しました。パッケージの名前と個数は実際とは違います。普段の作品とは何ら関係もございませんのでご了承ください。

夕暮れの時刻、俺のもとに例のブツが届いた。丸丸とまと。そう書かれたパッケージの袋が二つ。一袋で三つだから計六つ。俺はそれを長いこと眺めてははっと気が付き冷蔵庫にしまった。



それは遡ること二日前……。俺は小説の先生ともいえる存在であるピースブリッジ先生と今流行りのTwitterでおはなししていた。そこでピース先生から


「あら四ツ字さん、トマトはいかが?」※先生はこんな口調ではありません


とのお言葉があったので個人情報を速やかに明かしありがたくお言葉に甘えることにしたのだ。



ということである。俺はトマトを思考のセンタースポットに置きながらどのような調理をしようかと思いふけっていたとこだ。事前に美味しい食べ方を聞いてみたところ


「あら四ツ字さん、一番美味しいのはもちろん生ですのよ?」※先生はこんな口調ではありません


とのお言葉をいただいたのでこれだけのトマトを全部生で食うのかとますます悩みどころであった。先生が勧めた食べ方以外ありえん、とは考えても流石に全部を生では少々キツいです、という考えが上回ってしまうのが本音だ。


よし。一品目は決まりだ。生だ。

だが二品目をどうするか。苦悶する自分の姿がそばにあるにある真黒なテレビにまじまじと映しだされていた。


最初の一品はもう決まった!そうだ、生だ!

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