事実は小説より奇なり?
異世界召喚された。
王様らしき人物に助力を願われた。
ハーレムのために二つ返事で引き受けようとした。
俺の後ろにいた騎士が俺より先に引き受けた。⇐今ここ。
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えっ、この人誰?えっ、何この空気。
もしかしてあれですか?
あの展開なんですか?
ライトノベルなどで主人公が異世界召喚される理由は大きく分けて二つある。
一つは、その国が魔王の軍団や他国からの侵略に耐え切れなくなった際の苦肉の策である。
この場合はその国の何十人もの宮廷魔導士が魔力を使い果たす程の膨大なエネルギーが必要だったり、王族の血を引く姫、もしくは大量の奴隷の命を召喚の生贄にしても成功する確率はかなり低い。
だから、勇者となりえるものを召喚することが出来たときの喜び様といったら凄いものになるのだ。
そしてもうひとつは、異世界から勇者を召喚する際にたまたま近くにいたから。もしくは異世界から勇者を召喚する為の歪みを作ったら主人公の世界にも歪みが出来てしまい、召喚に巻き込まれたというものだ。
ここまで言えばも分かるだろう?
そう。俺が召喚された理由は二つ目。
・・・誤って召喚されてしまったのさ!
ああ、もういいよ。
どうせ俺にはレアスキルもチートなステータスもなくて、この城から追い出されるんだ。
ラノベ主人公みたいに!ラノベ主人公みたいに!!




