第二話 「非日常」 第二.五章 昔
あとがき通り死季の回想です。
第二.五章 昔
Σ.Ωの自信の無さにヨクないことを思い出した。
死季はベッドで寝る前にこんなことを考えた。
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あの時・・・そうあのとき
俺は親を失った。
よくわからない都市伝説が目の前で起きた。
親殺し
という。
噂では、徴兵にする少年少女を集めるため、
そいつにとって一番頼れる人間の存在を消し、
自分たちがその代わりとなり、
自分たちの兵とする。
まさか自分のところに来るとは思わなかった。
その時に一番の存在、Σ.Ωを破壊した。
その頃から俺はパソコン無しでは生きられない、二次の住人になっていたから
プログラミングなど、機械の扱いには慣れていた。
それからΣ.Ωを再起動させた。
つまりΣ.Ωの記憶はもう俺が大きくなった時からしかない。
Σ.Ωは俺の誕生祝いに父さんがくれたものだが
Σ.Ωはなぜ自分がここにいるか、本当のことをわかっていない。
その頃にはもう暗殺の仕事を行っていたから、
それ以前に死んだ人間のことはわからない。
はぁ・・・。
明日青パーカーに会ってホントの理由を聞いてみ・・・・zzz
次回第二話 「非日常」 第三章 となります。
お楽しみに。