中学生編2
「ぬほほー!見ろよ衛!クラスの女子からチョコもらったー!バレンタインだってよ!」
「キモッ何『ぬほほ』って。冗談は顔だけにしろよ」
「ふふーん今は衛になに言われても全部へーき~。ああっ、苦節14年、ついに俺にもっ…かかかっ、彼女がっ…!」
「は?彼女?」
「お?悔しいのかね衛くん?ごめんね~君の方がイケメンなのに君より先に彼女作っ・ちゃっ・て!」
「彼女ってどーいうことだよ。告られたわけじゃねえだろ?」
「だーかーらぁ、チョコ貰ったって言ってんじゃん!好きでもない奴にチョコなんか渡すか?つまりこれ、俺への告白と同義ってやつでしょ!」
「うーわー…、これだから年齢=いない歴のDT君は…。義理って言葉知らねーの?」
「は?」
「…………まーいいか。つーか俺ももらったし」
「うおっ何それ、ご、ごご5個も!?」
「うらやまし?1個やろうか?」
「ま、マジで?…もらう!!」
「……おまえそれでいーのかよ…。はぁ、まーいいか。ホラよ」
「わーーいありがとう衛っ!ねーねーこれ誰からのやつ!?」
「俺」
「は?いや、そーじゃなくて、誰からもらったやつ?」
「誰からももらってねーよ。強いて言えば金払って西武からもらった」
「え?え?」
「だーかーら、俺が統一郎にやるために、3日前に西武で買ってきたの」
「…はぁ!?マジかよ!」
「大マジ。で、どうする?俺からのなんてやっぱいらねーっつーなら、別にーー」
「おまえ、早く言えよ!!俺何も用意してねーじゃん!」
「…そっちかよ。いーよ別に、もともと期待してねー」
「うわーごめん!んー、じゃあ~…あ、ホワイトデー!ホワイトデーに返すから!」
「…あーそうかよ」
「で、だ。衛くん」
「あ?」
「き、君は、その5人…いや、1個はお前が俺にくれたやつだから4人か。その4人の中で、だだ誰と付き合うんだね!?」
「……統一郎ウゼー」
「な、なにをぅ!?」
女子からのチョコはイコール告白とか言ってたのに、なんで俺のはそうなんねーわけ?




