#5 セミファイナル第1試合 ③
実況「ここまでレジェンドチーム、ダブルで30ピン。snow crystalチームはスペアとオープンフレームで24ピンです。これから第3フレーム、 snow crystalチームの投球で続いては望月麻友さんが投げます。」
麻友「ついに私の出番か。緊張する〜だけどここは何としてでもスペアは欲しいね。」
鳥羽「決勝行くためには、ワイルドカードはほしいよな。」
守「最後のフレームが小山さんですから、この3フレーム目でスペアはつけておきたいところですね」
麻友「よし、いくぞ。気合を入れて!」
実況「ここで一番重たい16ポンドのボールを手にしました。ものすごく気合が入ってるのが伝わってきます。」
勝「麻友ちゃん、16ポンドはすごすぎでしょ?」
実況「ここからsnow crystalチームの反撃は始まるのか?なげました!ボールは真ん中に転がっていきましてここで決めたストライーク!!」
麻友「よっしゃー!ついにでた!」
実況「16ポンドのボールが吉と出たようです!魂のこもったストライクでしょうか?ここで34ピンになりました!」
鳥羽「さすが麻友ちゃん!このストライクは大きいんじゃない?やったね」
実況「続いてレジェンドチームの投球で、蒼井愛さんの投球です。ダブルの後でプレッシャーがかかりますが、ここは自分らしく投げてほしいところです!」
愛「めちゃくちゃ久々で、ダブルのあとだから緊張しかしないんだけど。」
守「蒼井さんの明らかな苦笑いがめちゃくちゃ個人的になります。」
実況「レジェンドチームはここで多くのピンを倒して決勝進出に流れを持っていきたいところです。」
愛「よし、狩野さんと望月さんが繋いできたストライクを壊さないように投げます。」
実況「真剣な表情で伸び上がるように投げていきました!ボールはやや左側に曲がって9本倒れて右端に1本残りました。しかしスコアは58ピンになりました。」
愛「あーっ。ストライクが途切れた。悔しい〜。」
守「ナイス投球でしたよ。スペアなら59ピンになりますから決勝進出は間違いないラインになるでしょう。」
実況「しかし気持ちを切り替え投げていきまして最後の1本をしっかりとりましたスペア〜!」
勝「さすが愛さん、すごいよ!ナイススペア!」
実況「これには勝さんも驚いております!いよいよ最終フレームになりましてsnowcrystalチームで小山さんです」
【4フレーム snow crystalチーム現在34ピン。】
小山「いよいよか。めっちゃ緊張する〜。でもここで使えるんですよね?ストライク宣言!」
実況「もちろんです!お手持ちのマイクにストライクコールをしましてストライクが出ますと+50ピンですので一発逆転のチャンスです!」