#13 決勝・ファイナル ⑤
実況「レジェンドチームの6フレーム目。逆転を目指して投げていく。これはまさかのストライーーーク!レジェンドチーム、ターキーになりましてストライク宣言成功のボーナスも付与されます!」
狩野「よっしゃー!ターキーだぜ!」
真央「レジェンドチーム強すぎでしょ?ここで順番回ってくるなんて。」
実況「レジェンドチームはストライク街道に突入しました!お正月宣言ボウリングを知り尽くす人達が火を吹き始めました!続いてメイドカフェチームは八田真央さんです」
真央「さすがに緊張するって。」
桜「真央。自分のペースで投げて良いから。」
実況「後半戦の6フレーム目。手汗握る戦い。投げるがちょっと滑ったか?」
守「投げるときに足がやや前のめりになる感じに滑りましたね。ファウルにはなりませんが。」
実況「体制を崩したせいか、ここでまさかのBIG4のスプリット!」
真央「うわぁ〜。こんなの絶対ムリだよ。」
朝日「これはあたいたちチャンスじゃない?」
守「真央さんが珍しく、半泣き状態ですね。レジェンドチームに首位を渡す展開になりかねません。」
上城「ここはたとえ1本でも良いからスペアを目指そ?」
真央「…頑張ります。」
実況「ここでボールを変えて投げます。左2本のピンを倒して2本残りました。これでレジェンドチームとの差が暫定で14ピン差になりました。続いていちご荘の彼女たちチームは、朝日さんです。」
真央「さっき緊張しすぎて足が滑った〜」
朝日「よし、切り替えていくよ!」
実況「いちご荘チームとメイドカフェチームは平成代表と令和代表ということもあり、ライバル心がどうしても芽生えてしまう2チーム。いちご荘チーム、逆襲の一投となるのか?」
守「これは注目ですよ。ストライクだと87ピンでまだまだ分かりません。」
実況「逆襲を目指して投げていきます!ここでスピード感ある投球で渾身のストライクが出ました!諦めないいちご荘チーム!」
朝日「よし、まだまだ諦めないよ!絶対逆襲してみせる!」
実況「7フレーム目になりましてレジェンドチームは蒼井愛さんです。」
勝「愛さん、頑張ってください!」
愛「ここまできたら私だって逆転したいから頑張ります!」
実況「ここでレジェンドチームは何本倒れるでしょうか?少し息を吐いてから蒼井愛さんが投げていきます!大事な大事な一投!」




