カナロ級駆逐艦
カナロ級 駆逐艦
図中下は、後年就役した全面改装型。改カナロ級とも呼称される。
回転翼機の発着/収容設備の付与。対空、対潜兵装の強化を図っている。
要目(日本側数値換算 推定)
基準排水量:2,438トン
全長:145.4m 全幅:14.2m
速力:30ノット/時
機関:蒸気タービン二基 二軸推進
乗員:160名
兵装:100mm単装速射砲×4 連装対艦ミサイル発射機×2
爆雷投下軌条×2 四連装短魚雷発射管×2 37mm単装機関砲×2
(改カナロ級)
100mm単装速射砲×2 連装対艦ミサイル発射機×2
爆雷投下軌条×2 四連装短魚雷発射管×2
16連装対潜ロケット発射機×2 37mm単装機関砲×2
四連装中距離対空ミサイル発射機×1
艦隊防空の中枢となるべく建造された駆逐艦。高角砲と対空ミサイルの併用による高い対空戦闘能力を狙っている。
ローリダ海軍で最初に対空用速射砲を搭載した艦であったが、艦体の小ささが結果的に本級の発展余地を大きく狭める結果をもたらした。本来8隻の調達が計画されていたが、ハ・デナラ級の防空艦転用の目処が立ったことにより4隻で中止されている。ただし、残り4隻の建造がある程度進んでいたために、4隻は輸出用として建造が進められることとなった。後に輸出用4隻は、後にスロリア戦役の損害を埋め合わせる目的で艦隊に編入されることになる。




