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リゲロ級駆逐艦
リゲロ級 駆逐艦
上図下は「第二次日本海海戦」で大破し、後修復されて練習艦籍となった「ナデロ」
候補生居住区を増設し、後部上甲板に回転翼機の駐機スペースを新設している。
要目(日本側数値換算 推定)
基準排水量:3,038トン
全長:147.7m 全幅:13.5m
速力:32ノット/時
機関:蒸気タービン二基 二軸推進
乗員:150名
兵装:138mm連装砲×2 連装対艦ミサイル発射機×4
四連装対潜迫撃砲×2 四連装短魚雷発射管×2 37mm単装機関砲×2
同型艦:8隻
艦隊決戦を想定し建造された航洋型大型駆逐艦。長期の作戦行動を可能とする居住性を確保している。
設計にあたり、航洋性能と居住性に重点が置かれたため、兵装搭載量は抑制された形となった。航洋性に関し要求を達成した一方で、兵装の少なさについて実用段階でやはり不都合と判断されたため、これが後続のハ・デナラ級建造の動機となっている。




