「F-15EJ ストライクイーグル 戦闘機」
F-15EJ ストライクイーグル戦闘機
図中下はF-15Jイーグル 航空自衛隊主力戦闘機。
本機も度重なる改装により、多数機追尾/攻撃能力、対地/対艦精密誘導兵器運用能力を獲得している
諸元
乗員:2名
最高速度:2655km/h
巡航速度:917km/h
戦闘行動半径:1970km
航続距離:5745km(フェリー時)
固有武装:20㎜M61A1バルカン砲×1
可変武装:ハードポイント×9 MAX10705㎏
運用可能兵器
対空:AAM-3、AAM-5 AAM-4
対地/対艦:ASM-2 ASM-3 AGM-65Fマーベリック
JDAM JSOW 各種誘導爆弾 通常爆弾
他:ロケット弾、偵察ポッド、電子戦ポッド
「転移」前の周辺情勢悪化に備え、従来型のF-4EJに替わり配備が進められてきた航空自衛隊主力戦闘機。要撃及び攻撃任務を担当。
本機は純粋な新造機ではなく、米国より余剰となったF-15/15EJの部品輸入と国内生産部品の組立という形式で新造されている。新造スケジュールが性急であったためか、初期生産ロットは精密誘導兵器の運用能力を持たなかった。この問題は後の改修事業により解決している。
性能面ではF-15Jの高い機動性を受け継ぎ、武装では空対艦誘導弾及び各種爆弾の上に、JDAM、JSOW等の遠距離誘導兵器を搭載、運用できるようになっている。
現在所定の時期に達した機体から、定期点検(IRAN)時に順次IRST(赤外線探知装置)、JTIDS(戦術データリンク)、JHMCS(統合ヘルメット照準装置)、J/ASQ-3(発展型統合電子戦装置)の搭載改修が進められている。