生死
――祭り会場にて――
りおみとりゅうたを探すあみ、らい、まき、たくと。
「やっぱ混んでんなー。あっ!りんご飴だー!食べたい!!」
あみはテンションが上がっているようだ。
『ふっwまだあみは子供だなw』
らいとまきは心の中でつぶやいた。
「むー!俺は子供ではないのだ!!」
あみはらい達を睨みながら言った。
「は!?お前心の声も聞こえんの!?超能力ですか!?」
らいとまきは声をそろえて言った。
あみ達がギャーギャー言い合いをしていると…
「ったくお前らはどこ行ってもうるせーなw」
後ろからりゅうたとりおみが呆れながら来た。
「りおみだぁー!!」
あみがりおみに抱きつこうとした瞬間…
『バンッ!』
「!?」
りおみの視界からあみが消えた。
あみは隣にあった出店に突っ込んでった。
真っ赤に染まって…。
「ふふふw」
りおみ達が呆然とするなかあみが突っ込んでいった出店の反対側から不気味な笑い声が聞こえた。
その声をきいた瞬間らいとまきは寒気がした。
なぜかって?それは…
ほのかだったからだ。
あみを打ったのはほのかだった。
あみはまったく動かない。
らいとまきは攻撃体制になった。
「りおみ!りゅうた!たくと!お前らあみを連れて逃げろ!!
事情は後で話す!はやく逃げろ!」
らいとまきは叫んだ。
「わ、わかった!」
たくとは呆然とつったってるりおみとことを理解できていないりゅうたを引っ張り、あみをかついで逃げた。
続く。