登場人物紹介。
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ティーリア・ファンレーチェ
大国ルロニアに三つしかない公爵家の娘だが、いま存在を隠し、下級貴族ティーリア・ダウスとして後宮きている。
ティリーと名乗りフィルラインとお茶の時間を楽しんでいる。
銀髪緑眼で妖精のような容姿。「悲嘆の十字架」にかかわり行方不明になった姉、シンティアを待っている。
穏やかで優しいが怒ったときはかなりきつい。絵とお菓子作りが大好き。シンティアのことはもっと大好き。精霊が見える眼をもっていて、精霊からはよく好かれる。
本人には自覚がないがかなりトラブル体質。暗所恐怖症。
フィルライン・ロールデン
王族の親戚で名門ロールデン公爵家の嫡男。第二王位継承者でもある。
長身の美男子で色素の薄い茶髪に濃い緑の瞳。
無表情、無口なので誤解されがち。甘いものが大好き。倫理観があり、貴族など関係なく普通に接する。
魔力はあまりなく精霊術が得意。炎の上級精霊と契約を結んでいる。剣術も強くロードニスではトップクラスの実力者。
キシ
ティーリアを守る謎の人物。
黒いローブをきて仮面をつけているため顔はほとんど見えない。
背はあまり高くない。明るい茶髪に蒼い瞳。
頭もよく知識もあり基本的には他の追随を許さないぐらいには最強。桁外れの魔力を持つ。常に冷静沈着で女性にはとても優しい。
なにか重い事情をかかえているようだ。ティーリアのことを大切に思っている。
イレーネ・ミラー
ティーリアのよき友人かつアドバイザー。
濃い金色の髪に青い瞳の美人。父は罪人として罰せられた。
ミラー伯爵家の長女。
家が没落の危機にあったときに書いた小説が売れる。言いたいことははっきりという強気な性格だが、弱いものには優しい。
実はかなり怖がりで寂しがり屋。王に好かれているが本人は気付いていない。
ハロルド
ロードニス国王。
強気で時に横暴な一面も。優しさがやや分かりにくい。
後宮の設置もすべてはイレーネを王妃にするため。わりと情熱的。
長身で赤い髪に鳶色の瞳。フィルラインとは幼なじみ。魔力はあまりなく精霊術が得意。剣術もフィルラインほどではないが得意。
セリス・シェルド
水色の髪とアメジスト色の瞳。
ティーリアの事を心から尊敬するティーリア付きの侍女。
実は男爵令嬢。爵位は低いが古くからある名家の出。心優しく、おっとりとしたお嬢様。勘が鋭く聡い。
爵位が低いので後宮には入らなかった
パシェ・ロンドス
ハロルドとフィルラインの幼なじみ。
栗色の髪と赤みがかった目。
公爵位をもっている。
ロードニス王立魔術塔の魔術長官。専門は術式魔術、儀式魔術等。
中性的な顔立ち優れた魔眼持ち。魔術狂いの変人ともいわれるが、実は冷静で策士な面も。
レディア
ティーリアの姉にして「悲嘆の薔薇姫」とよばれている。
漆黒の髪と緑の瞳。
名前と同じ「悲嘆の薔薇姫」事件で行方不明に。生死不明。
尋常じゃない魔力を有しているせいで何度となく命を狙われた。
アレクシス・ファンレーチェ
ファンレーチェ家の嫡男。
父譲りの黒髪に青い瞳。基本的に性格も容姿もファンレーチェ公爵に一番近い。穏やかに笑っているがややS気あり。婚約者を誉めてからかうのが好き。剣術よりは魔術が得意。頭がかなり切れる。魔術は基本的に氷系を使う。特殊魔術、傀儡が使える。
精霊たち
ミヤナ
風の中位精霊。しっかり者。中位の中でのまとめ役的存在。ルトに対して厳しい。
ニオミル
光の上位精霊。契約を交わしている。ティーリアのお菓子よりも絵が好き。放任主義だが最悪の事態にならないように気を配ってはいる。面白いものや変化が大好き。
ユエ
水の中位精霊。ぼーっとしていることが多い。ドレスが大好き。間延びした口調ではなす
ルト
闇の中位精霊。たが、秘めている力があるとの疑いも……。
ティーリアのそばにいるが、加護を与えてはいない。少年のような容姿。皮肉るのが好きで不真面目。闇精霊にしてはよく話す方