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戸惑う人斬り少女

残酷描写ありー!私は7

前の見てからねー


ちなみにナレーターは鈴蘭視点です!

「あれ?布団ン中潜ってるな?」



私の心臓が飛び跳ねた。


私は未だに布団に潜っている。このままバレたらどんな事態へ発展するだろうか。それこそいくらこそ想像できる。あ、もうバレてる。私はつぅと頬に垂れる一滴の汗に焦りを感じながら息を殺していた、が。


「み~~・・っけ!」



バッと布団が取り除かれた。

「!?」

その瞬間に体中に外気の寒気が流れ込み、ぶるっと体が震えた。



「・・・なんだ?寒かったのか?」

「・・・・・・大丈夫」



冷ややかに「大丈夫」といったものの少し寒い。というかバレてしまった。パニックだが顔には出さない。否、出せないのだ。・・・・どうしよう。どうすればいいんだろ。

冷静な判断と思考力が失われている。どうすればどうすればどうすれば・・・・・。



「アンタ、泊まる場所ないならうち住めよ、悪くないだろ?ここ、けっこー住みやすいように片付けとかしたしな~。」



・・・・・・・・・・え?・・・え?

・・・・・・・・・・・・・・・・なんだろうこの人。人斬りが目の前にいるのに、この陽気さ。なんで焦りもしないのだろう?そんな事色々考えたらおなか減った・・。そうだ。少しご馳走にさせてもらおう。


「・・・腹鳴ってたぞ?腹減ってるならメシにするかー、私もちょうど食うぞー」


あ。・・・お腹・・鳴ってたんだ。まぁお腹減ってるのも事実だし、頂こうかな。

「・・・・んんー」

背伸びをして、ベッドからぴょんと降りる。刀はっと・・・。あった。

私は刀を左手に持ち、部屋を出た。すると、爽やかな雰囲気のキッチンとテーブルがあった。ここでごはん食べれたら気持ちいいなぁとぽわぽわしてたら。


「おーい、できたぞー!」

「・・・・うん」



私は無表情でご飯のいい匂いにつられ、キッチンへと足を運んだ。

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